僕は24歳のときに洗髪だけで200本抜ける状態が8か月続くという恐怖体験をしたことがあります。
そのとき選んだのがリーブ21の発毛6か月コース(今は名前が違うと思います)に通うということでした。
いま薄毛対策と言えば、お医者さんがいるクリニックに通うことが一択とされています。特にAGA(男性型脱毛症)の「治療」に関しては薬を飲むこと以外選択がないということになっています。
今日は僕の経験から、クリニック一択というのは本当なのか、例えばリーブ21というのは選択としてあり得ないのかということを話してみます。
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AGAは完全に解明されているわけではありません
2017年に発表された「Genetic prediction of male pattern baldness」(※このままタイトルをコピペすればネット上で論文を見ることができます)という論文には「重度の脱毛に関連する287の遺伝子を特定できた」ということが書かれています。
これはイギリスのエディンバラ大学(The University of Edinburgh)の認知老化・認知疫学研究センターが英国バイオバンクに登録されている52000人超のデータを使用して脱毛に関係する遺伝子を調べたものです。その結論が「重度の脱毛に関連する287の遺伝子を特定できた」というものです。
これは、脱毛の原因に関する科学的な進歩ということになりそうですが、実際にハゲかかっている人間からすれば別の意味を持っています。
物は言いようで、AGAは男性ホルモンと遺伝子が関係していると言われれば、「なるほど、そうか!」となります。
ただしその「遺伝子をやっと287ぐらいまで特定できたかな?」という段階で、そのうえそれが具体的に脱毛とどう関係しているのか、詳細はまだ説明できていない、ということであれば、原因がわかったとはとても言えない状態だということです。
つまり、AGAは男性ホルモンと遺伝子が関係しているという最もらしい説明はそのメカニズムの荒いデッサンにすぎないということが逆にはっきりしたということです。
ほかならぬあなたがいつはげるのか、誰も言い当てることはできないのです。
薄毛率の変化からわかること
僕のブログではもうくどいほど繰り返し引用していますが、カツラメーカーのアデランスが世界の男性薄毛率の調査をしていたことがあります。
調査開始の1982年当時日本(東京)の薄毛率は約16%だったそうです。それが1990年代に20%を超え、2009年時点で約26%になっています。
この増えた分というのは食事を含めた生活習慣の「変化」が髪の「変化」につながったと考えるのが自然です。
これは個人的な意見ですが、この数字を考えると実際に男性ホルモンと遺伝の影響をもろに受ける男性というのは人口の10%程度ではないでしょうか。
なぜなら、1982年の段階で、米の代わりにパンを食べる食事が浸透していたでしょうし、忙しさから運動をする習慣が減って、さらに睡眠不足のサラリーマンはそこら中にいただろうと推測できるからです。
事実、僕のハゲている親父の口癖は「仕事が忙しくて寝る暇がない」で、菓子パンの類を好んで食べ、休日は平日の睡眠不足を取り戻そうとして昼過ぎまで寝ているという生活スタイルが基本でした。
1982年は僕が5歳のときです。子供のころ覚えているのはリビングでだらしなくいびきをかいている父親の姿です。
何が言いたいのかと言えば、もちろん髪は血余だから、食事を含めた生活習慣を徹底的に見直すことをまず考えるべきだということです(これも本当にくどいほどこのブログで繰り返しています)。
僕は36歳でサラリーマンを辞めるまでの最後の1年間、恐ろしいほどの残業をこなし、ひどい肌荒れに悩んでいました。
肌の状態は最悪だけど、髪はすこぶる健康などということがあり得るでしょうか?
肌が荒れていれば、髪だって不健康な状態なんです。
そこを思い違いしていればいつまでたっても頭皮の状態が上向いてくることはありません。
リーブ21のカウンセリングで聞かれること
僕の知る限りこういうところに意識を置いて、カウンセリングを行っているのが、リーブ21です。
実際僕が20年近く前にヘアケア後のカウンセリングを受けたときに初めに聞かれたのが「その日どんなものを食べたのか」ということでした。
抜け毛が洗髪だけで200本抜ける状態が8か月も続いて、このままいくと本当にハゲてしまうと焦っているときにされた話が食事の話だったわけです。
いまはどうか知りませんが当時は1週間分の食事を写真に撮って提出するということをしていました。
その写真を基にどんな食材を足したほうがいい、あるいは引いたほうがいいという具体的な指導を受けることができます。
いきなり、便の調子について聞かれたこともあります。今でこそ生活習慣の結果がそのまま便に反映されるからこその質問だ、と理解できますが、当時はなぜ「うんこ」の質問?と驚いたのを覚えています。
もちろん、シャンプーの仕方、マッサージの仕方などのアドバイスももらえます。
でも、そうした話と同じくらい「タバコは百害あって一利なし」「アルコールはほどほどに」といった話や「リラックスするために香を炊くといったことも考えていい」だとか「22時から翌2時までのいわゆる黄金時間に睡眠を取るために逆算して行動すべき」などという生活習慣についてのアドバイスに時間が割かれていました。
生活習慣が土台となる
前々回取り上げた睡眠の話題をもう一度持ち出せば、入眠直後のノンレム睡眠中に成長ホルモンの70%近くが分泌されることがわかっています。
だから入眠直後の睡眠を良質にすることが本当に大切になってきます。
ここから朝の運動だ、ということになります。朝日を浴びるとメラトニンが夜分泌されます。これが入眠を誘って快眠の助けとなるのです。
リーブ21はシャンプーや育毛トニック、高周波と低周波を当てるMAX-CELL(マックセル)など独自に開発した製品でも有名です。ただしこうしたものは「土台」を作ったうえでの手入れになることを忘れてはいけません。
「土台」とは整った生活習慣のことです。
薬を飲むことで活性酸素が発生し腸の調子を崩す可能性だってあります。飲み続けることが前提で副作用がある薬を飲むことは薄毛・ハゲの対策の全部ではないのです。
コロナ禍以降のヘアケア
リーブ21はいま「髪元気ナビ」という自宅で薄毛・抜け毛対策ができるプランを提供しています。店舗での施術の代わりに自宅で同様のヘアケアが実践できるのが特徴です。まさにコロナ禍以降のヘアケアと考えていいと思います。
このプランでは直接店舗に行ってしかできなかった発毛診断管理士への相談が対面ではなくアプリできるようになっています。
これまでの話からすればこれを使い倒すべきということになりますね。
どんな生活習慣が髪の健康にとって最善なのかという知識の蓄積を「当てにして、頼ってみる」ということです。
このプランにはマックセルというトニックをより浸透させるための低高周波機具と、頭皮の状態をより詳しく確認できるスコープが無料レンタルできるという特典があります。
使用するシャンプーとトニックはもちろん十数年のノウハウがぎっしり詰まったものですからこれを高額な機具と一緒に使えることはまさに「特典」と言えると思います。
いまなら、初回半額になるキャンペーンが適用され税込14500円→7250円(全額返金保証)となるそうです。
初回が半額です。
また、下の広告から入れば契約の前にLINEで質問もできるようになっています。
あなたの不安はここで解決できるはずです。
「土台」を作ることが大切だとわかった。
ただそのやり方にいまいち自信が持てない。
そういうときこそこのプランを活用するときです。
補足AGA治療について
最後にもう一度AGA(男性型脱毛症)について触れておきましょう。
男性型脱毛症というのは「症状」であって、「疾患」ではありません。死に至る病ではない「症状」に対して薬が使われているのが現状です。
ハゲ・薄毛界隈で重宝されているミノキシジルの内服というのは「降圧剤」です。健常者が一生「降圧剤」を飲み続けるのが本当に健全な治療なんでしょうか?
しかもこの薬はアメリカのFDA(U.S. FOOD&DRUG ADMINISTRATION)から「black box warning」という警告が出ている極めて扱いに注意を要する薬です。
「薄毛は薬で治る時代です」のフィナステリド(商品名プロペシアなど)も同じように飲み続けるのが前提の薬です。副作用がないかびくびくしながら飲み続けるのが本当に健全な治療でしょうか?
髪は「血の余り」です。だからどうやっていい血を作るのか考えることが一番すべきことになります。
あなたがまず確認すべきはこの点です。