
ボストンBOSTONの臨床試験について
ボストン(BOSTON)は臨床試験が施された数少ない(僕が知る限り唯一の)ノコギリヤシ含有サプリで、その詳細を『医学と薬学』で見ることができます。被験者は10名と少ないものの、たった5週間の服用で、髪の太さ、毛穴の皮脂と汚れにおいて有意に効果があったと出ています。
被験者の平均年齢は32.3 歳。下は26歳、上は43歳です。薄毛界隈の人間にとって一番関心が高いのはもちろん毛髪の太さがどう変化したかということだと思いますが、10人中7人に有意な改善があったとデータで確認できます。また、被験者の主観評価では「髪のコシ」「洗髪時の抜け毛」「普段時の抜け毛」「頭皮のかゆみ」など質問したすべての項目で効果があっとなっています。
25歳以上45歳以下の健常な男性で薄毛が気になる人というのが被験者の対象です。効果をもたらしうる医薬品を服用していないなどの除外基準も設けられています。少なくとも宣伝ページでその効果を「空騒ぎ」しているサプリをさんざん見てきた人にとってこの臨床の結果というのはどんな言葉よりも説得的であるはずです。
髪の太さ(毛髪の中間部分の測定) | 10人中7人で有意に改善 |
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毛穴の皮脂汚れ・頭皮の汚れ | (マイクロスコープを使用した撮影で)有意に改善 |
被験者の主観評価 | 洗髪時の抜け毛、普段時の抜け毛、髪のコシ、髪の手触り感、髪のセット、頭皮の皮脂、頭皮のかゆみのすべてに改善が見られた |
※被験者→26歳から43歳(平均32.3歳)
※服用期間→5週間




なぜノコギリヤシのサプリなのか?
このボストン(BOSTON)の試験結果というのはそれほど驚くべきものではありません。というものノコギリヤシを含有したサプリというのは、前立腺肥大の治療において実績があるからです。
例えば少し古い資料ですが『サプリメント事典』(蒲原聖可著)には臨床試験によって確認された様々な「成果」が紹介されています。前立腺肥大の予防と治療において、有効性と安全性がきちんと確認されているのがノコギリヤシのサプリだというわけです。
ハゲ・薄毛界隈の人間が治療薬としてまず選ぶフィナステリド(商品名プロペシア)はノコギリヤシを化学合成したものです。そしてプロペシアはそもそも前立腺肥大の治療薬として使われていたものを転用したものです。つまり前立腺肥大に効果があるということは育毛にも効果があると考えていい、ということになります。
●AGA治療薬のプロペシアはノコギリヤシを化学合成したもの
●プロペシアは前立腺治療薬をハゲ・薄毛用に転用したもの

ノコギリヤシを液状で閉じ込めてあるのはBOSTON(ボストン)だけ
育毛のサプリには亜鉛、イソフラボン(大豆由来)、ビタミンB群という構成をたいてい見ることができます。これはこうした成分が髪の栄養に必須だと言われているからです。前立腺肥大のサプリから進化を遂げて、髪用に進化したのが「育毛のためのサプリ」ということになります。
ただ、こうした髪のための成分も大事ですが、選ぶ際に意識した方がいいのはノコギリヤシの含有量です。なぜなら他の成分というのは食事からとれるからです。不足しがちだと言われる亜鉛も実は野菜などの植物から日本人は多く摂取しています。その他の成分に関してもイソフラボンであれば豆腐や納豆、味噌汁から日常的にとることができます。
ただしノコギリヤシは違います。基本的に食用として流通しているものではありませんので、サプリからあえてとる必要があります。だから、サプリを選ぶ際に一番注目しなければいけないのがノコギリヤシの含有量だ、ということになります。
ボストン(BOSTON)はこの点、ノコギリヤシを液体状のまま閉じ込めているのが特徴です。こうした方法によって、粉状のものよりも2倍の成分量を実現しています。これは他のノコギリヤシサプリにはない特徴です。
薬局で買えるようなサプリはノコギリヤシとは名ばかりでほとんどが他の添加物というものも多くあります。また、確かに育毛をうたうサプリの中にはノコギリヤシの含有量が一見するとボストンより多いものがあります。ただしその場合でもノコギリヤシを液体状のまま閉じ込めているわけではありません。
ボストンがしている「工夫」が臨床の結果として反映しているとみるべきです。
●ノコギリヤシは食事ではとれないのでこの含有量に注意する
●ボストン(BOSTON)はノコギリヤシを液体で閉じ込めているため粉状のものの約2倍の成分量を誇る

●なぜノコギリヤシサプリなのか
●なぜボストン(BOSTON)なのか