
●寝る6時間前にカフェインを摂取した人の睡眠が阻害されたという研究結果がある
●カフェインの半減期は5~8時間だと言われている
●午後2時くらいまでが一つの目安となる
コーヒーは飲み方に注意が必要です!
個人の体質に負うところも多いようですが、カフェインの半減期は5~8時間と言われます。そうなると、例えば夕食後にコーヒーを飲んだりすると、半減までは随分時間がある段階で眠らなければならないということになります。
「いや、私は夕方以降何杯飲んでも眠れなくなるということはないから大丈夫!」
という人も中にはいるかも知れません。
ただそういう人もそのものズバリ『SLEEP』(ショーン・スティーブンソン著)という本で引用されている研究結果を知れば安心できないはずです。
学術誌『ジャーナル・オブ・クリニカル・スリープ・メディスン』に載った研究では、被験者に寝る間際、寝る3時間前、寝る6時間前でカフェインを摂取させたところ、全員の睡眠が大幅に阻害されたことがはっきり数値に表れたということです。その上、個人的な感想と実際の睡眠の質に乖離があったと示されています。その部分を引いてみます。
また、この実験で採用された睡眠の測定の仕方にも特筆すべきものがある。彼らは、被験者が眠るときに睡眠測定器をつけてもらうとともに、各自に睡眠についての日記をつけてもらった。客観的なデータと主観的なデータの2種類を収集したのだ。寝る6時間前にカフェインを摂取した被験者は、測定器によると睡眠が1時間短くなった。ところが、睡眠に違いを感じたと日記に書いた被験者はひとりもいなかった。カフェインのせいで睡眠時間が物理的に短くなったというのに、その事実に気づかなかったのだ!








一般に、私たちの体内では、目覚めているときに異化作用(外から摂取した物質を体内で分解する過程)が起こり、眠っているときに同化作用(外から摂取した物質を合成する過程)が起こる。睡眠時は同化作用が活発になると言われ、免疫力、骨、筋肉の成長や再生が促される。つまり、眠ることで身体が再生され、若さが保てるのだ。




午後2時までに摂るようにしています!
カフェインの半減期は5~8時間ということなので、僕は午後2時くらいまでを目安に最近はコーヒーを飲むことにしています。多くて2杯までです。それ以降はお茶なども含めてカフェインはほとんど口にしないようにしています。
ただしもちろん、仕事の打ち合わせで飲まなければならないときも出てきます。そういうときはそれまでにコーヒーを飲まないように心がけています。飲まなければならない場面を想定してあらかじめカフェイン断ちをしておくということです。
またもしこちらに選択肢があればコーヒーを外してお茶などカフェインが少ないものを選ぶということもします。暑い季節に定番の冷たい麦茶などはカフェインが入っていないのでこういうものがあれば第一候補となります。










学術誌『アーカイブス・オブ・インターナル・メディスン』に掲載された研究により、週に100分程度の運動(テニス、水泳、ランニングなど)をした人は、週に16分だけ運動した人に比べて平均5~6歳若く見えることが明らかになった。やはり、運動は若さの源泉なのだ。睡眠を改善する効果も期待できることを思えば、健康で長生きするためには、適切な運動が欠かせないのもうなずける。
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