僕は30代以上の人と酒を飲むときによく髪に関してこっそりとリサーチしています。サラリーマン時代は付き合いのあった印刷会社の夜勤の人を捕まえて40人規模でリサーチしたこともあります(やっぱりこっそりと)。
頭に関する質問がしやすいのはハゲていない人に対してです。僕自身の経験も含めて、「ハゲにくい」習慣をあげてみました。以前書いた「ハゲやすい習慣はこれ!」と合わせて参考にしてみてください。
運動の習慣がある/熟睡できている
以前、印刷会社の夜勤の人にこっそりと髪に関してリサーチしたことがあります。このとき一番印象的だったのが、その印刷会社では夜勤のメンバーの多くがジムで汗を流す習慣を持っているということでした。
筋トレなどのヘビーな運動ではありません。ウォーキングを中心とした有酸素運動です。うっすらと汗をかいたくらいでジム併設の温泉に入るのがとにかくストレス発散になるそうです。そしてここが重要ですが、ジムに通っている人のほとんど全てがとてもよく眠れていると言っていました。
睡眠の黄金時間帯に眠れることが少ないとしても「睡眠の質」を確保できているということが非常に重要なことです。事実この夜勤の人たちにハゲの比率が多いということはありませんでした。








大食いでない
僕には今のところハゲとは無縁のマッチョマン(筋トレが趣味)と、フィナステリドを常用しているハゲかけの友達がいます。
この二人はある意味本当に対照的です。ハゲかけの友人はやせの大食いでとにかくよく食べます。しかも、炭水化物が大好きです。一方で、マッチョマンの方は女の子のお弁当と間違えるようなかわいい弁当箱を持ち歩いています。
食事は鶏肉と野菜が中心で、炭水化物の量を特に気にしています(太りやすくなるからだそうです)。かわいい弁当箱の中身は自作の料理が入っていて、油の使い方にもこだわっています。
ハゲかかっている友人の好物はラーメンチャーハンセットです。酒のシメももちろんラーメンでしたが、最近は胃にもたれだしたらしく「そば」に変えています。朝から晩まで炭水化物祭りのような生活を続けています。
マッチョマンは43歳になった今でも剛毛を誇っています。ハゲかけの友人は現状維持を自認していますが、薬を飲んでいるにも関わらず傍からみると生え際が明らかに後退しています。









コンビニではめったに買わない食べない
『食事でかかる新型栄養失調』という本のなかでコンビニ食やレトルト食、持ち帰りの弁当、インスタント食品で得られるミネラルを実測しています。そうしたものを毎日取っていると本のタイトル通り、栄養失調になるというのが結論です。
僕は10数年サラリーマンをしていて(今はフリーランス)、食育の書籍に関わったことがあります。そのときにコンビニのおにぎりを絞ると大量の油が出てくるという実験を見せてもらいました。あくまで10年以上前の話ですが、当時のコンビニのおにぎりは冷めても美味しくなる工夫がされていたということになります。つまり人工の添加物を使ってこういう工夫をするわけです。
ミネラルが足りない上にわけのわからない添加物ばかりを仕入れている食事が体にいいとは到底言えません。栄養は内臓などの生命維持に関わる部分に行った後に髪にようやくやってきます。内臓などが先、髪は後です。こうしたことを考えてもいかに栄養が髪にとって大切なのかということがわかります。
僕は、ここ15年でコンビニに置いてあるものを口にしたのは、あんぱん1個です。コンビニから荷物を出すついでにたまにはいいかと思って買ったのが最後です。






髪にけっこう無頓着
30歳をこえてハゲていない人を見ると髪の毛に整髪料をつけていない人が結構いることに気づきます。僕も24歳でひどい抜け毛に悩んでから(洗髪だけで200本!)ジェルやムースの類を付けるのをやめました。朝のルーティンは髪をお湯で濡らして寝ぐせを取ることです。これ以外は何もしません。
以前合成界面活性剤の話をさんざんしましたが、作家の五木寛之氏が髪の毛を洗わないことは有名です。洗わないのですからシャンプーを使いません。もちろん育毛剤の類も頭皮には付けていません。
抜け毛が増えてきたり、生え際が後退したりすると、元の状態を取り戻したいと思うのが人間の心理です。そこで薬用シャンプーといった、一見すると髪にとてもよさそうな印象があるものに手を出してしまいます。
ただしそういうものに限って防腐剤や香料、着色料といった添加物がてんこ盛りだったりします。こういうものを頭につけても決して髪が生えることはありませんので、即刻やめることが肝心です。









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