●大豆に含まれるイソフラボンはエストロゲンと作用がよく似ているため薄毛に効くのではないのか? と言われている
●『薄毛の食卓』の著者岡嶋研二さんは唐辛子のカプサイシンと大豆のイソフラボンを毎日取ると「薄毛が改善する」とデータを示して主張している




Blood vanadium and frequent soy bean drink consumption may provide protect effects against AGA.









根拠?その1=エストロゲンという女性ホルモンに作用が似ている
女性が分娩後に脱毛することはよく知られています。女性ホルモンであるエストロゲンが低下して、髪が薄くなってしまうわけです。このエストロゲンに似た作用があるため、植物エストロゲンと呼ばれているのが、大豆に含まれるイソフラボンです。
ハゲ・薄毛にはイソフラボンが効く! という話はこういうところに根拠を求めてもいいかもしれません。かすかな希望ぐらいは見いだせそうです。
根拠?その2=『薄毛の食卓』! イソフラボンとカプサイシンの組み合わせで髪が生える
岡嶋研二さんの『薄毛の食卓』という本では唐辛子に含まれるカプサイシンを1日6mg(=一味唐辛子2g分)、大豆に含まれるイソフラボン75mg(=豆腐半丁分)を薄毛の人に5カ月摂取してもらうという実験を行っています。
結果はなんと64.5%に発毛効果が認められたということです。食品成分の入っていないカプセルを摂取する群(プラセボ群)もきちんと調査していてこの群には11.8%に発毛が認められたそうです。これにはハゲ・薄毛界隈の人間は狂喜乱舞しました(少なくとも僕はしました)。
僕が豆腐などの大豆製品を毎日必ず口にするようになったのはこの本に出合ってからです。しかもあまり大きな声では言えませんが、しばらくどんなものにも一味唐辛子をかけて食べていました。この本をもってハゲ・薄毛に大豆が効くという根拠としてもいいとは思いますが、そうすんなりとはいかなかったようです。






僕が大豆を愛する理由はこれ!
大豆を食べれば絶対に髪が生えるというのは幻想に近いものでしょうが、僕が大豆を毎日食べている理由というのは、うんこの調子が悪い時にはいつも髪の危機があった、という経験があるからです。
米兵が日本兵の大きいうんこを見てその戦力を測り間違えたという有名な話があります。昔ながらお日本食を食べているとうんこが大きくそしてやわらくなります。日本独特の食べ物と言えばなんと言っても大豆の発酵食品、味噌や納豆です。
僕は、うつ病で苦しんだ後、痔で苦しんで、その際同時に抜け毛の多さにも苦しみました。そのときに取り入れたのが、納豆、味噌汁です。今は毎日必ず取っています。痔を解消し、抜け毛の多さも解消したのはまさにこの大豆パワーによってでした。
私たちの体内では、一日に約二〇〇〇個もの細胞が突然変異を起こしています。それでも私たちが健康でいられるのは、そのがん細胞をNK細胞などの免疫細胞が見つけ出して殺しているからです。この免疫力に深く関わっているのが大腸内の細菌類です。
腸内には善玉菌と悪玉菌がいます。善玉菌が多いほど免疫力は高くなります。
―『酸化ストレスから身体をまもる』(嵯峨井勝著)
納豆や味噌のような発酵食品が腸内の細菌に効くというのはわかっています。上のような記述を見れば腸内の細菌が活性化されれば健康にいいとわかります。健康が大事でそれはハゲにとっても大事だということはさっき触れた『薄毛の食卓』のなかにあるこういう話を考えるとつながってきます。
最近、男性型脱毛症の人たちは、心臓の病気、糖尿病、前立腺肥大、さらに前立腺がんなどを引き起こすリスクが高いことがわかってきました。
35歳未満の早期に起こってくる男性型脱毛症は、インスリンの働きが低下するインスリン抵抗性(糖尿病の前段階)の発症の指標になることも報告されました。インスリン抵抗性を持つ人は、時間の経過とともに、肥満、高脂血症、さらに高血圧などの生活習慣病を合併してきます。
実際にハゲが先なのか、それとも糖尿病が先なのかはそれこそ「眉唾もの」だとは思いますが、とにかくハゲにとっても健康が大切だと少なくとも言えそうです。
●大豆を発酵させた味噌、納豆は腸内細菌を整える力を持っている!
●男性型脱毛症は不健康とリンクしている可能性があるから腸内から健康を整えることができる大豆はハゲにも有効
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