
食事のことはさんざんこのブログで書いてきました。納豆、味噌などの発酵食品、芋、魚、キノコ、海藻を中心に食べている、いつもどんなうんちが出るか意識している、ということが主な内容です。なぜ食事かといえば薄毛になりかけたときは必ず食事の乱れ、うんちの乱れがあったからです。今日はもっとシンプルにどこに意識を置くべきかさらに考えてみました。
ポイント!
●質のいい食物繊維を摂っているかどうかを常に心がけると髪の調子もよくなる
●食物繊維は老化を遅らせることができるとわかってきている
●質のいい食物繊維を摂っているかどうかを常に心がけると髪の調子もよくなる
●食物繊維は老化を遅らせることができるとわかってきている
食物繊維を摂ると老化が遅くなる!

大豆でも特に納豆と味噌、それからサバなどの青魚、キノコ、海藻、芋を中心にするとまずうんちの調子も整うし、髪の調子も整うということでしたよね?

それから葉物の野菜、果物を、種類を変えて毎食に加えればなおいいということだな。

後はどうやって忙しいときにそういう食事を実践するかですかね。

一つは作り置きだな。俺は休みの日にヒジキの煮物、黒豆、きんぴらごぼうなんかを作り置きしておくよ。それと余裕があればカツオで出汁を取ってしまって4日分くらいの味噌汁がすぐにできるようにしておく。

即席の出汁ではなくてカツオ節からとるんですか?

友達から「お前それは趣味の範疇だよ」って言われたことがあるけど、添加物や農薬の類をなるべく取らないような工夫もしているわけだ。皮まで食べるときは無農薬のもの。農薬を使っているものは下茹でする、皮をむくというのが基本だな。こういうのも「食事」のうちだと思っているけど、これに関しては別の回に譲ろう。

今日は、結局大事なのが食物繊維だというところに行きつくということですか。

そう。まず、食物繊維って植物にしか含まれていないんだな。だからこれを意識して摂ろうすると植物をより多く摂るということにそのままなるわけ。

植物を優先して食べていくと結果的に動物性の食品の摂取が少なくなるということにもなりますね。赤身の肉が一番初めに来る食事ではなくなると。

食物繊維を意識すれば結果的にそうなるということだな。それからもちろん腸内の善玉菌を増やすということにもつながるわけだ。

うんちがよくなるということですね。ほかにも前に血糖値の上昇を穏やかにする役割も食物繊維が担っているということがわかってきていると言ってましたよね。

そうなると健常者が糖質制限みたいな極端なことをする必要はまずなくなるということになるわけだ。結局精製されている砂糖とか白いパン、米を摂りすぎないようにするっていうのが大事で、それは食物繊維の質に注目することになるんだな。

穀物だったら全粒穀物を摂るということになるわけですね。

果物だっていいし、野菜ももちろんいいし、海藻だっていい。それから俺がほぼ常食しているサツマイモも食物繊維の宝庫だ。

だからタンパク質も摂れてしかも髪にいいという研究もある「大豆」を中心にして、野菜、根菜類、果物、海藻、キノコという植物を多く摂るというのはやっぱり健康によさそうだし、老化を防ぐ役割もしてくれそうだ、ということですね。

薄毛は早すぎた老化と考えれば、この老化を防ぐことがポイントになるということだな。食物繊維の重要性はこういう文章でも確認できるから見てみよう。
人の体は食物繊維に富む食事と相性がよいのです。ヘルシーエイジングには食物繊維が不可欠です。食物繊維は植物にしか含まれていません。食物繊維は善玉菌を増やし腸内で短い脂肪酸に変わります。この脂肪酸は炎症を抑え、糖尿病を改善し、肥満の進展を抑え、それらの結果として老化を遅らせます。
『「老い」を遅らせる食べ方』作田英成著
流行りの食品に目をむけず食物繊維だけを想うことです!

髪に効くという食品も流行り廃りがあるだろ?

中にはココナッツオイルやひまし油を頭に塗っているなんていう人もいますからね。

人間焦るとろくでもないことをしでかすという典型みたいな例だな。結局頭皮には余計なものを付けないで毎日の汚れだけを落とすようにするのが一番いいの。洗浄力が強いシャンプーなんか使う必要なんてどこにもないの。

皮脂をとりすぎると余計に皮脂が出てきますね。

逆に皮脂をそのままにしておくと過酸化脂質になって炎症を起こしたりするから、とりすぎないように洗えばいいということだな。

食べ物も流行り廃りに惑わされないで食物繊維を意識しろ、とここでは言っておきたいわけですか。

少し前にやたら水素水を飲んでいる人がいたけど、これも同じだな。こういう文章を目の当たりにすれば、食物繊維でいいじゃん!となるよ。
水素水の健康上の効果が不確かである以上、食物繊維に由来する水素が健康上有益か否かは不明です。しかし、その結論を待つ必要はありません。食物繊維を食事から多く摂ればよいのです。なぜなら、疫学的に食事から食物繊維を多く摂るのがよいことは確からしいからです。
『「老い」を遅らせる食べ方』作田英成著

水素水なんか飲まなくても食事から食物繊維を摂れば体内の水素を増やすことができるということなんだな。

金を使って水素水なんか飲んでないで、食物繊維を摂っていればいいんだ、となると。

毎回このブログでは言及しているけど、アデランスの薄毛調査って年を追うごとに薄毛率が上がっていっただろ?

日本では調査開始の1982年当時薄毛率は約16%で2009年時点で約26%となっているということでしたね。この数字の跳ね上がり方からすれば、2020年時点ですでに30%を超えている可能性もあるということでした。

この年月で変化したことの一つは食事になるだろ? 食物繊維を含まない動物性の食品と過度に精製されて糖質の塊のようになってしまった米やパンを余計に食べるようになった期間にも重なってくると思う。

こういうところからも食物繊維をまず意識しておくということになりそうですね。

ちなみに、果物を最優先させるよりもやっぱり野菜や全粒穀物のほうがいいようだ。
全粒穀物や野菜から食物繊維を摂る方が、果物から食物繊維を摂るより死亡率を下げる効果が大きいことがわかっています。
『「老い」を遅らせる食べ方』作田英成著

甘い果物も序列を落としてあげて、野菜、海藻、キノコ、最後に果物くらいがいいかもしれないですね。

そう。今日はこれでおしまい!
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髪の悩み相談室登場人物

髪の悩み相談室室長・羽田三樹夫……24歳のときに洗髪だけで200本抜けるという恐怖体験を8か月経験する。そのときから生活習慣の改善に重点を置いた「薄毛にならない対策」をはじめる。父親はハゲ、父親の父親(=祖父)もハゲ、父親の兄(=伯父)もハゲ、母方の祖父もハゲ、父方の親戚にかつらの戦士がいるという「華麗なるハゲ一族」の出。遺伝を考えれば絶望的にかかわらず、42歳になった今でも「ハゲでない」状態をキープしている。

黒沢月男……30歳から生え際が後退しだし、ごまかしが効かなくなっている35歳。薬に頼るかどうか真剣に思案中。

雫まゆみ……旦那がずるむけのハゲ。旦那が育毛剤その他のヘアケア商品の購入のためだけに金を使うのでそのことでしょっちゅう喧嘩をしている。ハゲを見るだけで最近気分が悪くなる。