【頭皮が臭い!!】僕の解決策がこれです!ポイントはシャンプーではなく〇〇!

羽田三樹夫
僕は昔一緒に住んでいた彼女から「頭くさい!」とあの「おじいちゃんお口くさい!」(ポリデントのCM)の感じで言われてしまったことがあります。とても悲しい過去ですが、そのときにそのくさい状態をどうやって克服して彼女に合格点をもらったのか、今日は書いてみます。僕が考えると「原因」と対策はこれ!です。

 
 

体の中からにおっている?

僕の経験上、頭がにおってしまう原因というのはだいたいこんな感じです。
 
 

食事が乱れている(加工食品、コンビニ食を常食している。赤身の肉を常食している等)
運動していない/睡眠がうまくいっていない
ストレスがたまっている
タバコを吸っている(僕は吸いませんがこれは間違ないということで。理由はあとで説明します)

 
 
このすべてが出そろったときなどはひどい臭いがしてしまう可能性が大ということになります。

「食事が乱れている」の「食事」で特にポイントになるのが

「油」

です。

僕の周りにも結構食事に気をつかっていると自称する人がいますが、油に関してはほぼすべての人が無頓着です。

別に肉を焼くときに使う油だけを言っているのではありません。

揚げてから何時間も立っている揚げ物、なんていう、聞くだけで不健康になりそうな油だけでもありません。

お菓子とかスイーツとかほとんどあらゆる加工食品に入っているトランス脂肪酸を代表とした油全般をさして「油」です。

例えば「ショートニング」なんていうのがそうです。

「マーガリン」なんて商品名になっているときもあるし、ときには「植物油脂」などとごまかしているときもあります。

「トランス脂肪酸」は日本の場合名前を変えてあらゆる加工食品に入っています。

こういうよくない油を日常的に摂っているとまず、におってきます。

僕がにおいを考えるときにいつも意識しているのが加齢臭について触れたこういう文章です。

 
 

料理の油が古くなると、いやな匂いがしますが、これは過酸化脂質の分解物で一種のアルデヒドです。オジさんがいやがられる原因の加齢臭も過酸化脂質の分解物です。
『酸化ストレスから身体をまもる』(嵯峨井勝著)

 
 

この過酸化脂質というのは、活性酸素が主に脂質によってできている細胞膜などを酸化させることによってできるものです。

このブログではいつも触れている

活性酸素がポイント

だということですね。

この活性酸素を発生させるような生活を送っていると、においにも影響があるということです。

つまり、頭がにおうのは別にシャンプーをしなかったからとか、髪の洗い方が悪かったとかそんなことではなくて(シャンプーについてはあとで触れます)体の中の状態がそのまま反映されたものなんだ、と自分の経験から僕は思っているわけです。

活性酸素を発生させる原因として言われているのが
 
 

●紫外線
●自動車の排ガス
食品添加物
●残留農薬
●激しい運動
●薬
喫煙
ストレス
 
 

などです。

僕の場合はストレスがたまってくるとまず食事の乱れとなります。

普段食べないアイスとかコンビニで売っているスイーツを爆食いするようになります。

そして、メインの食事は草食男子ならぬ肉食男子に大変身します。
(肉食男子と言ってもあっちのほうが強いということではありません。残念!)

あらゆる肉という肉を食い散らかすようになります。

普段絶対に食べないハムとかベーコンなんかをここぞとばかりに食べたりもします。

僕が彼女から「頭がくさい!」言われてしまったのはまさにこういう肉食男子に変身をとげていたときでした。

コンビニで爆食いなんていうのは食品添加物の塊をわざわざ律儀に口にしているようなものですね。

肉食男子、コンビニスイーツを実践しているとまず糞がひどいにおいに変わります。

あなたの普段の糞のように鼻をつまむぐらいではとても防ぎきれないような悪臭を放つようになります(失礼!)。

うんこと頭のにおいは違うだろ!

という声が聞こえてきそうですが、

僕の抜け毛がひどかったときは、うんこも常に不調でした。

臭いも形も色も最悪です。

そして頭皮もにおってきます。

髪は「血余」と書きますね。

結局、髪は健康状態の反映なんだという考えにどこにも無理があるとは僕には思えないですが、これがちっとも伝わりません。

 
 

ポイントは油を選ぶこと

とにかく僕が、どうやって頭の臭いを改善したか書いていきましょう。

まず食事のことについて書くとポイントは油ですから

サラダ油はすぐに捨てました。

家でどうしても油が必要な場合は高いオリーブオイルを買ってそれをちびちび使いました。

オリーブオイルは酸化に強いからです。

ただ、基本は料理に油は引かないようにしました。

こう書くと精進料理のような全然うまくない料理ばかり口にしていたのではないか、と思われてしまいそうですが、全然違います。

この油を使わないという制約で覚えたのが

「蒸す」

という方法です。

これでほとんどいけます。

かぼちゃなんて旬のものなら蒸すだけで砂糖もみりんも酒もしょうゆもなにもいりません。

さつまいももそう。じゃがいももそう。

根菜は大抵蒸すだけでいい味がでます。

ただ考えてみれば魚だってグリルすればいいので、油は大抵いらないですね。

サバの味噌煮だっていらない。

味噌をベースにした汁物だって基本油は必要ありません。

使うときは肉を焼くときくらいです。

まず、

料理のときに油をほとんど使わないようにした

というのがポイントの1つです。

それからもちろん

コンビニで物を買って食べることはすべてやめました。

スーパーの加工食品も同じですね。

さっきから言っている悪い油を摂らないためです。

具体的に、食べることにしたもの、調理するときの注意点の大枠はこんな感じになります。

 
 

●自分で料理するときはほとんど油を使わない
●口にするたんぱく質を赤身の肉中心から大豆と魚に変える
加工食品を一切口にしない
野菜を青物3品以上、根菜3品以上、必ず毎日摂る
●食べていたお米を雑穀、もち麦中心にする
●海藻を毎日摂る

 
 
僕はこの臭いを消すための食事のルールを今でもほぼこのまま実践していますが、当時はかなり手探りで決めました。

頼ったのは聞きかじっていた情報と自分の経験です。

例えば豆乳を頻繁に摂る習慣のある人に薄毛が少ないという疫学調査が存在しますね。

だから、大豆をたんぱく源の一つとしました。

納豆や味噌は日本人にとって定番でもあるので、こういうのは当たり前のことの延長ですね。
 
 

 
 
それから例えば米をむやみに食べ過ぎていたときに抜け毛がひどかったという苦い記憶が僕にはあります。

こういう経験からもち麦や雑穀などを中心に食べるようにしました。

ただ、手探りで決めたこととはいえ、今から考えるとかなり理にかなったことだと自賛しています。

『新版日本の長寿村・短命村』(近藤正二著)という名著を見ると僕がこの当時決めたことというのは、ほぼ長寿の人たちが実践していたことと同じだからです。
 
 

 
 
『新版日本の長寿村・短命村』という本は著者のフィールドワークの結晶ですが、まず長寿の多い地域は

例外なく野菜を多く摂っている

とわかります。

これが長寿の必須条件です。

大豆を常食するところには同じく長生きが多いこともわかります。

海藻を摂っているところも同じです。

反対に短命のところは

米を大食しているところが多い

ともわかります。

まさに、僕がやっていたことを裏書きしてくれるような内容です。

長生きと髪の毛になんの関係があるんだ、と言われてしまいそうですが、ハゲを進める原因の一つは加齢ですね。

年をとれば例外なく、薄くなり、また白くなります。

いい年こいてまったく薄くもなく、また白くもなければそれは細工をしているからです。

かぶったり、染めたり、植えたりという細工です。

だから、加齢を進めないためにどうするかというのが大事なわけです。

においが出るような習慣というのはそのまま加齢を進めるものだと思って間違いありません。

タバコを吸っている人は老け顔になりやすいですね。

紫外線を浴びれば皺が増えますね。

これも老けです。

僕の頭の臭いが改善したのはこの自分で決めた食事をしだして半年たったくらいでした。

同僚と外食するときはなるべく居酒屋に行くようにして(メニューが豊富だから)、極力決めた食事の大枠からはみださないようにしました。

一人で外食するときは、なんとでもなりますね。

もちろん完璧にはいきません。

でも意識しておけばかなりの部分実践できるというのが僕の実感です。

 
 

「激しくない」運動を取り入れました

食事の話をかなり詳しくしたので臭いの改善のためにした運動についても触れてみます。

さっき活性酸素を発生させる要因として「激しい運動」というのをあげましたね。

ハゲ界隈では運動、特に筋トレをするとハゲるなんていうこともささやかれています。

運動はかえって逆効果になるとも言えそうですが

「激しくない運動」は積極的にとりいれるべき

だというのが僕の意見です。

さっき引用した『酸化ストレスから身体をまもる』(嵯峨井勝著)にはこういう文章も載っています。また引用してみましょう。

 
 

「激しいトレーニングを続けるスポーツ選手は、(中略―引用者注)全身倦怠、抑うつ、関節痛、食欲低下、睡眠障害などの体調不良(オーバートレーニング症候群)を起こすことも多いようです。
これらの病気や症状は、過度の運動の結果、筋肉への血液の集中による他の臓器での虚血や筋肉の疲労、損傷あるいは炎症が生じ、それに伴う副作用が起こるためと考えられます。
これに対し、適度な運動は体を健康にします。運動では活性酸素が発生しますが、適度な運動はそれを打ち消す抗酸化機構を強化するのです。

 
 

僕はこの「激しくない運動」を朝、通勤を利用してするようにしました。

朝日をしっかり浴びてリズム運動をするとセロトニンが出るからです。

セロトニンをしっかり分泌させておくと夜うまく眠れるようになります。

運動する→いい睡眠がとれる

という循環が生まれてきます。

これで生活習慣が整うようになります。

こういう健康的な生活をこころがけていくとストレス自体に強くなるという変化も出てきます。

すべてがいい方向にいくという感じですね。

当然髪にも悪影響であるはずがありません。

においだって同じです。

食事に合わせてこういう運動を取り入れたことでにおいの改善につながりました。

僕の運動の仕方はこちらでも書いています!
 
 

シャンプーをすればするだけ頭皮の状態は悪くなる

ここまで臭いの原因にまず触れて僕がそれを改善するために何をやったのか書いてみました。

原因は頭の洗い方云々ではなく、においが出るような生活そのものだということですね。

ポイントにしたのが活性酸素でした。

僕がしたのは活性酸素が出ないような暮らしで、まず

加工食品をやめ、油を極力控え、大豆、野菜、海藻を積極的に摂り、運動をするようにしたことでにおいを改善していった

わけです。

ここで関係ないとしたシャンプーについて少し触れておきます。

体のなかから、におうのだから基本的にはシャンプーは関係ないということになります。

そもそも

シャンプーをしないとにおうというのは嘘

です。

なんで嘘だとわかるのかというと、僕自身が今シャンプーをしていないからです。
 
 

 
 
石けんで4日に1回程度頭皮ではなく髪だけを洗う(それ以外の日はお湯だけで洗う)という
生活を1年以上続けていますが頭皮がにおったことはありません(夜家族に確認しています)。

シャンプーで考えなければいけないのはこのブログでずっと言ってきたように毒性の強い「界面活性剤」(油と水をなじませて流れやすくするようにする物質)についてですね。

普通食器用の洗剤をじかに手につける人はいません。

手が荒れるとわかっているからです。

シャンプーも入っている成分が大きく違うわけではありません。

人間の頭は中華を食った後の皿とは違いますね。

もっと大切に扱わないといけないものです。

また、毒性が強くないと言われるシャンプーにも必ず「防腐剤」が入っています。

防腐剤は頭皮の大切な常在菌を殺してしまいます。

シャンプーのなかには頭皮を弱酸性に保つというキャッチフレーズをつけているものがよくありますが、なにもしなくても頭皮は常在菌の働きによって酸性に保たれています。

わざわざする必要のないことを金をかけてするバカはいませんね。

シャンプーが頭皮へダメージを与える可能性がある、ことを知っておいて損はないと思います。

繰り返しですが、原因は別のところにあります。

今回は頭皮の臭いについて取り上げてみました。

 
 

 
 
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髪の悩み相談室登場人物
髪の悩み相談室室長・羽田三樹夫……24歳のときに洗髪だけで200本抜けるという恐怖体験を8か月経験する。そのときから生活習慣の改善に重点を置いた「薄毛にならない対策」をはじめる。父親はハゲ、父親の父親(=祖父)もハゲ、父親の兄(=伯父)もハゲ、母方の祖父もハゲ、父方の親戚にかつらの戦士がいるという「華麗なるハゲ一族」の出。遺伝を考えれば絶望的にかかわらず、42歳になった今でも「ハゲでない」状態をキープしている。
黒沢月男……30歳から生え際が後退しだし、ごまかしが効かなくなっている35歳。薬に頼るかどうか真剣に思案中。
雫まゆみ……旦那がずるむけのハゲ。旦那が育毛剤その他のヘアケア商品の購入のためだけに金を使うのでそのことでしょっちゅう喧嘩をしている。ハゲを見るだけで最近気分が悪くなる。