





私たちの体内では、一日に約二〇〇〇個もの細胞が突然変異を起こしています。それでも私たちが健康でいられるのは、そのがん細胞をNK細胞などの免疫細胞が見つけ出して殺しているからです。この免疫力に深く関わっているのが大腸内の細菌類です。
腸内には善玉菌と悪玉菌がいます。善玉菌が多いほど免疫力は高くなります。






その腸内細菌がちゃんと活躍しているか調べるのは、うんちを見ることが一番いい方法です。腸内細菌が活躍していればうんちは大きく、やわらかくなります。働きが鈍いときはその逆で小さくなります。
昔米兵が日本人の糞を見て、その戦力を測り間違えたという有名な話があります。うんちを大きくするには、昔の日本人のように野菜、穀物を多くとることが重要になります。では外食をなるべく控えて、家で食事を摂る、しかも買い物の回数は減らしたいというときに腸内細菌に効く有効な食材とはなんでしょうか?
1位 サバの水煮缶
僕にはうんこの黄金法則というのがあります。以前も紹介しましたが「味噌汁、納豆、魚、芋」です。これを食事の基本に置くとまず極端に小さくまた、硬くなるということがなくなります。
よくおなかに効くと言われるヨーグルトをこのグループに加えたり、無理してオリゴ糖を加えたりもしましたが、結局この組み合わせに行きつきました。
このうちの魚に該当して保存が効くのが「サバの水煮缶」です。サバと塩を缶に閉じ込めたシンプルな一品です。安いものだと臭いが少し気になるものもありますが、経験上1缶200円前後出せばその心配もありません。サバに含まれるDHAやEPAという脂にはがん予防効果があることが知られています。




2位 豆腐、納豆、味噌
1か月単位で保存できるわけではありませんが、腹のことを考えると必須です。そして大豆に含まれるイソフラボンがハゲに効くという調査も存在します。昔『薄毛の食卓』という本でハゲの救世主になりかけた岡嶋研二さんもこのイソフラボンと唐辛子に含まれるカプサイシンに育毛効果があると主張しています。味噌汁に関しては塩分が多いので一日一杯で十分だと思います。






3位 サツマイモ
僕の黄金法則としてあげた「芋」に当たる食品です。2週間は持ちます。これは髪に必須のビタミンCも豊富に含まれています。こういうときは芋からビタミンCを補給するのも手です。ビタミンCはよく熱に弱いと言われますが、一番弱いのは加熱ではなく水分に対してです。
ふかしたサツマイモはおかずにもなりますし、またスイーツの代わりにもなります。まさに万能「芋」です。もちろん腹を整える食物繊維が豊富です。



4位 昆布、鰹節、煮干し
特に昆布です。出汁も取れてまたみりんと鰹節としょうゆで煮込めばそのまま食べられます。面倒な方は一晩水につけておくだけで出汁が出ます。
顆粒の出汁も結局は化学調味料です。保存が効いて顆粒の出汁くらい便利で、そのまま食べられて髪にもいいということだったら買いです!
5位 オリーブオイル
僕はイワシのオイルサーディンをよく作りますが、魚に加えるオリーブオイルというのも快便の助けになります。油を使うときに気を付けることは、トランス脂肪酸を取らない、血液のなかで脂肪が固まりやすい牛や豚をとりすぎない、酸化しやすい油をなるべく控える、です。
オリーブオイルは熱したときに酸化しにくいと言われています。特にエキストラバージンオイルがおすすめです。
僕はスパゲッティはほとんど食べなくなりましたが、食べるときはオリーブオイルを多めに入れています。実体験としては魚との相性がよく便を大きくやわらかくします。










面白いと思ったらポチっとお願いします!↓
育毛・発毛ランキング


