ミノタブは論外です! ~ミノキシジルタブレットの副作用・危険性について~

例えば、運動の習慣を持つこと。

例えば、今あなたがしている食事を見直すこと。

例えば、不必要な添加物がふんだんに入ったシャンプーを見直すこと。

薬を使用した薄毛対策以外にできることはたくさんありますが、今日はなぜ僕が薬を使わないのか、ということを改めて書いてみたいと思います。

今回は薄毛治療の本丸と言われているミノキシジルタブレット(商品名=Lonitenロニテン)についてです。

はじめに僕が考える結論を書いてしまうと

この薬をハゲ・薄毛の治療に使うというのは論外

だいうことです。

そもそも、薄毛の治療薬として日本でもアメリカでも認可されていない、世界のどの国でも認可されていない、という事実があるだけで僕には十分ですがそれでは、ミノタブファンのあなたは納得しないと思います。

今日は、なぜ論外なのか少し掘り下げてみましょう。

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ミノタブには「black box warning」がFDAから出されています

まずあなたはアメリカのFDAが出している
「black box warning」(=「boxed warning」)という警告を知っていますか?

随分物騒な警告に聞こえますが、実際かなり物騒な警告になります。

FDAとは「U.S. FOOD&DRUG ADMINISTRATION」の略で日本の厚生労働省にあたるところですね。

このFDAが薬に対して注意喚起するために出すのが「black box warning」というわけです。

その警告の性質を当のFDAが端的に教えてくれているのでホームページから引用してみましょう。

「boxed warning」とつけられた説明です。

僕が付けた日本語も一緒に載せておきます。

 
 

「boxed warning」の説明です!

Boxed Warning – This type of warning is also commonly referred to as a “black box warning.” It appears on a prescription drug’s label and is designed to call attention to serious or life-threatening risks.
このタイプの警告は「black box warning」とも呼ばれています。この警告は処方薬のラベルに表示され、人体に深刻な影響を与える可能性がある薬に対して注意喚起するためのものです。
 
 

「life-threatening」risksと出ていますね。

これどういう意味だかわかりますか?

「life-threatening」をcollins cobuildという英英辞典で引くとこう出ています。

 
 

「life-threatening」とはこんな意味です!

If someone has a life-threatening illness or is in a life-threatening situation, there is a strong possibility that the illness or the situation will kill them.

 
 
状況や病気がその人の生命を脅かす危険が非常に高いときに「life-threatening」と使うということですね。

要するに「生命に危険のある」とも訳せる、見ればちょっとびっくりしてしまうような言葉だということです。

そういう性質の薬、つまり使い方には特に注意が必要な薬に対して出されるのが
「black box warning」
なわけです。

この「black box warning」があなたが愛用しているミノタブ(商品名=Lonitenロニテン)に出されていることをそもそも知っていましたか?

ミノキシジルに出されている警告の中身はこんなものです!

もう一つ付け加えておくとこの

「black box warning」というのはFDAが薬に出す警告の中で最高レベルのもの

だということです。

今まで話していることは、遠くアメリカでひっそりと使われているあなたがまったく知らない薬に関することではないですよ。

あなたが今日も使っている、今その手元にあるミノタブ(Lonitenロニテン)について話していることです。

僕はここまでですでに「おなかがいっぱい」になってしまっていますが、「black box warning」の中身というのも念のため紹介しておきましょう。

英語の長文を引用するので、読むのが面倒な人は下につけた日本語だけ読んでいただいてかまいません。

「Drugs.com」からの引用で、日本語は同じく僕が付けています。

 
 

警告の中身はこうなっています!

Loniten
Generic Name: minoxidil

Warnings
Loniten Tablets contain the powerful antihypertensive agent, minoxidil, which may produce serious adverse effects. It can cause pericardial effusion, occasionally progressing to tamponade, and angina pectoris may be exacerbated.
Loniten should be reserved for hypertensive patients who do not respond adequately to maximum therapeutic doses of a diuretic and two other antihypertensive agents.In experimental animals, minoxidil caused several kinds of myocardial lesions as well as other adverse cardiac effects (see Cardiac Lesions in Animals).
Loniten must be administered under close supervision, usually concomitantly with therapeutic doses of a beta-adrenergic blocking agent to prevent tachycardia and increased myocardial workload.It must also usually be given with a diuretic, frequently one acting in the ascending limb of the loop of Henle, to prevent serious fluid accumulation.
Patients with malignant hypertension and those already receiving guanethidine (see WARNINGS) should be hospitalized when Loniten is first administered so that they can be monitored to avoid too rapid, or large orthostatic, decreases in blood pressure.

※antihypertensive高血圧を抑える
※pericardial心膜の、心臓の周囲にある
※pericardial effusion心外膜液、心膜液[貯留]【略】PE
※tamponade心膜タンポナーデ
※angina pectoris 《病理》狭心症◆【略】AP
※hypertensive 高血圧の
※maximal therapeutic dose  最大治療量
※diuretic 利尿{りにょう}剤
※myocardial lesion心筋病変
※concomitantly付随して、伴って
※therapeutic dose 治療(用)量
※beta-adrenergic blocking agentβアドレナリン遮断薬、高血圧または不整脈を治療する際に使われる薬
※tachycardia頻脈(心拍数が増加している状態)
※the ascending limb of the loop of Henleヘンレ係蹄の太い上行脚
※fluid accumulation体液蓄積
※orthostatic起立性

ロニテンには非常に重い副作用が生じうる強い降圧剤のミノキシジルが含まれている。心嚢液貯留を起こす可能性があり、しばしば心膜タンポナーデに進行し、狭心症を悪化させる。
ロニテンは利尿剤や他の2つの降圧剤の最高治療量でも適切な効果が得られない高血圧症の患者に対して使用すべきものである。動物実験では、ミノキシジルはいくつかの心筋病変、そのほかの心臓に関する副作用を引き起こした。(動物の「心臓病変」を参照のこと)。
ロニテンは、頻脈(心拍数が増加している状態)と心臓への負荷の増加を防ぐため、通常、治療用量のβアドレナリン遮断薬と併用のうえで、厳重な管理の下使用されなければならない。また、深刻(重度)な体液蓄積を防ぐために、通常、ヘンレ係蹄の上行脚に作用するタイプの利尿薬と併用しなければならない。
悪性高血圧症の患者とグアネチジンを投与されている患者(警告を参照のこと)は、初回のロニテン投薬時には、急速もしくは大規模な起立性の血圧低下を防ぐために入院する必要がある。
※文中で「参照のこと」としてある、参照すべき文章は割愛してあります-引用者注

 
 

医学用語のオンパレードなので、念のため単語の注釈もつけておきました。

医学的な用語の使い方が間違っている部分もあるとは思います。

ただ、おおむね確認できるのは

ミノキシジルというのは重い副作用が生じうる強い降圧剤である
動物実験では心臓に関する副作用が確認されている
●ロニテンの使用は医師の厳重な管理下で使用されなければならない
●患者の状態によっては初回投与を入院して行う必要がある

ということです。

ミノキシジルはそもそも降圧薬としてのみ認可されている薬ですね。

その降圧薬として使用するとしても上のような強い注意喚起が施されているということです。

一応質問しておきますが、これは血圧にまったく問題ないあなたが使うための薬ですか?

血圧に問題があったとしてもその使用については利益(主作用)と不利益(副作用)を十分すぎるほどに検討して使うべきものではないでしょうか?

ミノキシジルがハゲ・薄毛の治療薬として使われるようになったのは、単に副作用として発毛が見られた、というただそれだけの理由によってです。

それがどういうわけか患者の自己責任という名のもとに広く処方されているのが現状です。

毒を以て毒を制すが薬の本質

『薬をやめれば病気は治る』の著者である岡本裕さんは自身の臨床医としての経験から西洋薬(人工的に合成された化学物質)を患者さんに出すことをほとんどしなくなりついには臨床医自体を辞めてしまったそうです。

ただその岡本さんも西洋薬を全否定しているわけではなく、

それまで救えなかった命を救ってきた確かな歴史があるし、また
西洋薬でないと取ることができない患者さんの苦痛が確かに存在する

としています。

毒ではあるけれど、人の命を救ってきた側面は確かにあるということです。

そうした命を救う薬の一つが気管支喘息のショック状態を起こした人に対して使われるステロイドで岡本さんはこのステロイドの力に触れた一節をこう締めくくっています。

「このときのステロイドは奇跡を起こす魔法の薬といっても過言ではありません。まさに“毒を以て毒を制す”西洋薬の本領だと思います。

薬というのは本来こういう風に使うものではないでしょうか?

生命に危険のある、その人に対して威力を発揮する、ということでしたら素晴らしい発明です。

僕だってそうした事態になったら薬の世話になるでしょう。

ただし、制する対象である「毒」があればの話です。

このブログで何度も繰り返して言ってきたことですが
薄毛・ハゲというのは「疾患」ではなく「症状」に属する部類のものです。

あなたがまさに「治療」しようとしているAGAというのは英語で正式になんと書きますか?

Androgenetic Alopeciaですね。

単に男性の脱毛(症)だということです。

ハゲや薄毛の人が感じるコンプレックスが生活の質自体を低下させるから「疾患」に近いものとして扱っていいんだ! 

というのがハゲや薄毛の人に対して薬を使うときの一応の理屈のようですが
本当にそこには制すべき「毒」があるのでしょうか?

薄毛の「治療」は本当に薬だけですか?

今日は、ミノタブなどという愛称までついているミノキシジルタブレット(商品名Lonitenロニテン)についてお話しました。

一応それらしくまとめを書いておくと次のとおりです。

●AGAの治療薬としてミノタブを承認している国はない
●アメリカのFDA(U.S. FOOD&DRUG ADMINISTRATION)ではミノタブに対して最高レベルの警告を出していて、使用の際特別な注意を促している

僕は、人生で二度ハゲになりそうな危機を味わいその都度生活習慣を見直すことによってその危機を脱してきました。

一度目の危機のときは
ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウムといった強い毒性のある合成界面活性剤が入っているシャンプーを使うことをやめました。

人間の頭は油のついた皿ではないわけです。

食器を洗う洗剤と同じような成分の入ったシャンプーで洗っていればそれは影響があるに決まっているんです。

同じく添加物がふんだんに盛り込まれている育毛剤を使うのもやめました。

僕は今年43歳ですが、いまだにハゲていない状態をキープし続けています。

ハゲ・薄毛で悩んでいるあなたにも

薬に頼る前にできることがたくさんある

と強調しておきたいと思います。

ミノタブはやっぱり論外です! ~続ミノキシジルタブレットの副作用・危険性について~

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