ハゲこそサバの水煮缶を食べるべき? 薄毛と油の関係について

羽田三樹夫
このブログではずっと言い続けてきましたが、男性型脱毛症(AGA)の治療などと称して薬を使うことは論外です。男性型脱毛症に対して処方されているミノキシジルという薬は降圧剤です。どこも悪くないのに、降圧剤を飲み続ける人は普通いません。またフィナステリド(商品名プロペシアなど)は、アメリカではすでに1000件以上の裁判が精神疾患を患って自殺してしまった人の遺族などから起こされており、製薬会社が副作用を正確に記載していなかったとロイター通信から指摘されています。

そもそも男性型脱毛症というのは疾患ではなく症状です。

症状に対して毒を持って毒を制すが基本の薬を使っているという意味でもあり得ないことが行われているわけです。

 
 

シャンプーを変えれば頭皮が変わります!
おすすめのノコギリヤシサプリはこれです!
ミノキシジルの副作用はここで書いています!
 
 

黒沢月男
今回はこのブログではたくさん取り上げてきた「食事」に関することです。ハゲの味方のサバの水煮缶を取り上げています!

 
 

なぜハゲに鯖缶なのか?

忙しい毎日の食事のすべてを自炊して理想通りの食事をとるというのは

かなり難しいことだと思います。

以前「自宅待機のハゲは何を食べる? 常備したい免疫力を高める食品」
 
 

 
 
という記事で書いた通り、僕の場合手軽に口にできる

魚の缶詰を重宝しています。

そのなかでも
 
 
 
 
特にサバ缶の水煮
 
 
 
 
をよく食べます。

これがツナ缶になると大抵オイル漬けと称して

悪い油も一緒に食べさせられることになります。

また同じサバ缶でも味噌煮や、味がついたものだと

余計な添加物や甘味料が入っていたりします。

魚を缶ごと高温加熱しているサバの水煮缶は

そういう悪い添加物を避けることができます。

それとそもそも、青魚に含まれている
 
 
 
 
オメガ3という油をとりたいから
 
 
 
 
です。

青魚には有名な

EPA(エイコサペンタエン酸)

DHA(ドコサヘキサエン酸)

豊富です。

このEPAやDHAがオメガ3と呼ばれる油です。

オメガ3には以下のような優れた効能が期待できるとされています。

 
 
 
 

オメガ3 に期待できるおもな働き
●脳の健康を維持する
(アルツハイマーなどの予防、知能向上)
●神経疾患を予防する
(うつ、統合失調症などの予防)
●骨の健康を維持する
●あらゆる炎症を抑える(アトピー、リウマチ、副鼻腔炎などの予防)
●ガンの予防
●スポーツ選手の持久力向上とケガの予防
●生殖機能の向上、不妊症の予防
●心臓病の予防
●肥満の予防
(『病気がイヤなら「油」を変えなさい』(山田豊文著)より引用)

 
 
 
 
こういう効果が期待できるオメガ3に対して

サラダ油やひまわり油、ごま油などに含まれる
 
 
 
 
オメガ6という油を摂りすぎると健康に悪い
 
 
 
 
ということが言われています。

オメガ6もオメガ3も体内に必須の栄養分ですが

バランスを欠いたままでいると

以下のような弊害があると言われています。

もう一度

『病気がイヤなら「油」を変えなさい』(山田豊文著)から

引用してみます。 

 
 
 
 

デンマークで伝統的な生活をしているイヌイット(グリーンランド先住民)の人々の食生活と健康について調査したところ、イヌイットの心筋梗塞発症率はイヌイットでないデンマーク人の一割で、どちらも動物性脂の摂取が多いことでは共通していますが、イヌイットはオメガ3の魚油の摂取が多く、イヌイットでないデンマーク人はオメガ6のリノール酸の摂取が多いという点で違いがあることがわかりました。

 
 

黒沢月男
ほかにも『病気がイヤなら「油」を変えなさい』にはオメガ3が不足した状態でオメガ6を過剰に摂取すると、肌荒れや、髪の艶を失うなどの影響もあると出ています!

 
 
 
 
油のバランスを欠いたまま過ごすと健康を害してしまう可能性が高い
 
 
 
 

というわけです。

普通焼いたり、炒めたりするときに

サラダ油やごま油を使いますね。

こういう油をまったく口にしないというのは

本当に難しいことになってきます。

しかもこのオメガ6は

フライドポテトカップラーメンスナック菓子

ドーナツカレーライスマヨネーズなど

あらゆる加工食品に含まれています。

つまり簡単に手に入って安価なものに限って

必ずといっていいほどオメガ6が入っている

ということです。

忙しい人であればなおさら

油のバランスを欠いたまま、不健康を招いている可能性がある

ということになります。

だからこそ、手軽に手に入って、オメガ6過多にならない
 
 
 
 
サバの水煮缶
 
 
 
 
は貴重な食材なわけです。

 
 

羽田三樹夫
体内で合成できないため食事などを通して補う必要がある油がオメガ6とオメガ3です。摂取比率は4(オメガ6)対(オメガ3)が理想とされています(1999年に厚生省(当時)が発表した「第6次改定日本人の栄養所要量について」参照。※最新の指針にはこうした比率に関する記述はありません)。オメガ6は常に口にする油だと言っていいのでオメガ3を意識することが大切です!
代表的な油にはこんなものがあります!
●オメガ6……ベニバナ油、サラダ油、ゴマ油、大豆油など
●オメガ3……魚油、シソ油、亜麻仁油など


 
 
 
 

ハゲを確実に進めるのは加齢

男性型脱毛症(AGA)は

ジヒドロテストステロン(DHT)が原因である

と言っても、実は

何かを言ったことにはなりません。

男性であれば
 
 
 
 
死ぬまでにはだいたいハゲる
 
 
 
 
わけです(もしくは薄くなる)。

問題はその薄くなるタイミングが

まだまだ恋をしたい時期なのか

それとも終点が見えてきたころなのか

個人差があり、しかもその個人差がなぜ生じるのか

男性ホルモン(や遺伝)を持ち出して

もっともらしく説明しても説明しきれないということです。

以前取り上げたように

アデランスが行った世界の薄毛調査を見てみると、

日本人の薄毛率は
 
 
 
 
1982年で約16%だった
 
 
 
 
のが
 
 
 
 
2009年には約26%になっている
 
 
 
 
のがわかります。

男性ホルモン以外に理由がない、というのなら

この増えた分というのは

どう説明をつけるのでしょうか?

ハゲるきっかけがどこにあるかいまだにわかっていません。

だとしたら、日本人の
 
 
 
 
薄毛が増えた期間の変化に目を向けることが有効
 
 
 
 
のはずです。

生活が夜型になった

というのだって変化です。

ストレスがよりました

というのも言えるかもしれません。

デスク仕事が増えて明らかに

運動不足になっています。

そして昔ながらの日本食から

欧米型の食事にシフトした

ということも言えます。

加工食品を口にしない日がなくなった

ということも変化の一つでしょう。

こういう変化に目を向けて一つ一つ

加齢をより進めることをつぶしていくことが
 
 
 
 
実は一番有効なハゲ対策
 
 
 
 
です。

年をとれば男性であれば必ず

薄くなったり、白くなったりハゲたり

します。

死ぬ間際に

薄くもなく、白くもなく、ハゲてもいなかったら

それは、そうならないように植えるか、カブるかしたからです。

僕はこのブログでしつこく生活習慣について書いてきて

また、今回のように食事に関することを多く取り上げています。

それは、加齢こそが確実に薄毛を進める要因で、
 
 
 
 
加齢に対抗することこそ唯一のハゲ対策
 
 
 
 
だからです。

あなたもハゲ対策は薬一択!

などというハゲにたかっている医者のプロパガンダにまどわされずに

確実な方法を毎日実践してみてはいかがでしょうか?

 
 

まとめ!
●オメガ3とオメガ6のバランスが崩れると健康を害する恐れがある
●サバ缶は塩とサバのみのシンプルな作りでオメガ3も豊富。忙しい人こそ重宝したい缶詰!

 
 

 
 
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髪の悩み相談室登場人物
髪の悩み相談室室長・羽田三樹夫……24歳のときに洗髪だけで200本抜けるという恐怖体験を8か月経験する。そのときから生活習慣の改善に重点を置いた「薄毛にならない対策」をはじめる。父親はハゲ、父親の父親(=祖父)もハゲ、父親の兄(=伯父)もハゲ、母方の祖父もハゲ、父方の親戚にかつらの戦士がいるという「華麗なるハゲ一族」の出。遺伝を考えれば絶望的にかかわらず、42歳になった今でも「ハゲでない」状態をキープしている。
黒沢月男……30歳から生え際が後退しだし、ごまかしが効かなくなっている35歳。薬に頼るかどうか真剣に思案中。
雫まゆみ……旦那がずるむけのハゲ。旦那が育毛剤その他のヘアケア商品の購入のためだけに金を使うのでそのことでしょっちゅう喧嘩をしている。ハゲを見るだけで最近気分が悪くなる。