ハゲこそサバの水煮缶を食べるべき? 薄毛と油の関係について

ポイント!
●体内で合成できないため食事などを通して補う必要がある油にはオメガ6とオメガ3がある
●オメガ6過多になると「髪の艶」を失うなどの薄毛界隈の人間にも無視できない影響が出る可能性がある
●サバ缶はオメガ3が豊富でしかもサバと塩だけのシンプルな作り!

 
 

ポイントは必須脂肪酸のバランス

僕は週にすると魚4、鶏1、豚1、牛1、の割合でタンパク質を取っています。魚は特に青魚のサバ、イワシ、アジ、サンマを多く取ります。こうした魚には有名なEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富です。サプリで取っている人もいるほど、健康を気にする人に重宝されています。このEPAやDHAというのは要するに油のことです。ハゲ界隈にいる人間にとってタンパク質の取り方と同じくらい重要なのが実はこの油の取り方です。体内で作ることができないため必須脂肪酸と呼ばれる油にはオメガ6と呼ばれるものとオメガ3と呼ばれるものがあります。摂取比率としては、オメガ6=「4」に対してオメガ3=「1」が理想とされています。オメガ6のグループの中で最もポピュラーな脂肪酸が「リノール酸」です。ベニバナ油、サラダ油、ゴマ油などの油に含まれ、フライドポテトやカップラーメン、ドーナツなどのあらゆる加工食品に利用されています。一方のオメガ3の代表的な脂肪酸がEPAとDHAです。この二つの油はそれぞれ役割が違います。

羽田三樹夫
体内で合成できないため食事などを通して補う必要がある油にはオメガ6と呼ばれるものと、オメガ3と呼ばれるものがあります。摂取比率は4(オメガ6)対1(オメガ3)が理想とされています(1999年に厚生省(当時)が発表した「第6次改定日本人の栄養所要量について」参照。※最新の指針にはこうした比率に関する記述はありません)。
 
 

●オメガ6……ベニバナ油、サラダ油、ゴマ油、大豆油など
●オメガ3……魚油、シソ油、亜麻仁油など

 
 

オメガ6とオメガ3の役割の違い

オメガ6とオメガ3は体内で相反する働きをすることがわかっています。オメガ6由来の物質による代表的な働きの一つが炎症を促進するというものです。オメガ3には反対にこれを抑制する働きがあります。あなたは、魚中心の食事にして、油を亜麻仁油(オメガ3)に変えたら花粉症が改善した、という話を聞いたことがないでしょうか? こうした話は、オメガ3の炎症抑制効果によるものだ、と一応説明できるということです。現代人はこのオメガ6とオメガ3の摂取バランスが崩れていると言われています。オメガ6の「リノール酸」過多になっているわけです。

羽田三樹夫
ハゲ界隈の人間がすぐに目を向けがちなのが、高価な育毛剤や効果があるといわれる「薬」ですが普段口に入れるものに一番金をかけるべきというのが私の持論です!「You are what you ate」です!

オメガ3が不足するとどうなるか?

オメガ6のリノール酸を過剰に摂取すると(つまり油のバランスが崩れると)脳梗塞心筋梗塞のリスクが高まると言われています。肺炎気管支炎による死亡の増加、うつ病などにも影響があるとさえ言われます。また「肌荒れ」「髪の艶など」にも影響があるとされています。ここまで行くともちろんハゲ界隈の人間は泰然と構えていられなくなります。このリノール酸過多の食事がどうやら問題らしいとわかってきた研究の一つにデンマークの調査があります。『病気がイヤなら「油」を変えなさい』(山田豊文著)のなかでこう説明されています。

 
 

デンマークで伝統的な生活をしているイヌイット(グリーンランド先住民)の人々の食生活と健康について調査したところ、イヌイットの心筋梗塞発症率はイヌイットでないデンマーク人の一割で、どちらも動物性脂の摂取が多いことでは共通していますが、イヌイットはオメガ3の魚油の摂取が多く、イヌイットでないデンマーク人はオメガ6のリノール酸の摂取が多いという点で違いがあることがわかりました。

 
 

『病気がイヤなら「油」を変えなさい』の中にはアザラシなどの海獣を食べるのをやめ、「欧米型」の食事をしているイヌイットに心臓のトラブルが激増したという報告も紹介されています。これはつまり、「油」の取り方の違いによって、血栓性疾患が生じる可能性があることが示されたということになります。

黒沢月男
オメガ6(ベニバナ油、サラダ油、ゴマ油、大豆油など)とオメガ3(魚油、シソ油、亜麻仁油)のバランスが崩れるとアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状も悪化すると言われています。

油はバランス、食事もバランス!

オメガ6はあらゆる加工食品に利用されていると書きました。家庭で広く使われているサラダ油もオメガ6です。オメガ6の脂肪酸である「リノール酸」は例えばフライドポテト、カップラーメン、スナック菓子、ドーナツ、カレーライス、マヨネーズなどにも利用されています。炒める、揚げる、焼くという食事が中心でしかも加工食品に頼っていれば必然的に油のバランスが崩れているということになります。これはそのまま食事の理想的なバランスも崩している可能性が高いということになります。このブログでは食事とハゲの関係をさんざん書いてきました。AGA(男性型脱毛症)はDHT(ジヒドロテストステロン)が原因であると言われても何かを言ったことにはなりません。男性であれば死ぬまでにはだいたいハゲるわけです(もしくは薄くなる)。問題はその薄くなるタイミングがまだまだ恋したい時期なのか、それとも終点が見えてきたころなのか個人差があり、しかもその個人差がなぜ生じるのか、遺伝子を持ち出して説明しても説明しきれないということです。きっかけがどこにあるかわかりません。だから髪は血余と考えて食べる物に気を使うべきだということになります。

羽田三樹夫
ハゲ界隈の人間にとって重要な栄養素はタンパク質、ビタミンB群、ビタミンC、亜鉛を中心としたミネラルだと言われています。このうちタンパク質はハゲの救世主大豆とオメガ3を豊富に含んでいる青魚が理想ということになりそうです。

大豆はやっぱり髪にいいの? 知らないと損する!大豆パワー

サバの水煮缶をうまく食事に取り入れる

僕は「自宅待機のハゲは何を食べる? 常備したい免疫力を高める食品」という記事で、常備食の1位としてサバの水煮缶をあげました。今日説明した内容に沿って利点をあげればもちろん第一にオメガ3が豊富だということです。それからサバと塩だけというシンプルな作りで余計な添加物を取ることがないというのも重要なポイントです。これがツナ缶になるとまさしく過剰にはとらないほうがいい「油」漬けにざれていることがほとんどです。味付けされた缶詰にもひょっこり「植物油脂」などの「油」が登場することがあります。こうしたものは必須脂肪酸とは違う問題があるので、考えものだということになります。

羽田三樹夫
私は料理するのが面倒なときはそのまま食べていますが味噌+刻みネギ+サバの水煮缶(汁気を取る)+ショウガ+ミョウガを混ぜてなんちゃって「サバ缶なめろう」を作っています。これは手間がかからない割にはかなりいけます!
 
 

まとめ!
●オメガ3とオメガ6のバランスが崩れると健康を害する恐れがある
●サバ缶は塩とサバのみのシンプルな作りでオメガ3も豊富。忙しい人こそ重宝したい缶詰!

 
 

髪にいいサプリおすすめランキング 薄毛対策はここがポイント!

おすすめのシャンプーランキング 選び方がわかる!迷いが消える!

 
 
面白いと思ったらポチっとお願いします!↓

育毛・発毛ランキング

ブログ『健康オタクが教える薄毛防止法』髪の悩み相談室登場人物
髪の悩み相談室室長・羽田三樹夫……24歳のときに洗髪だけで200本抜けるという恐怖体験を8か月経験する。そのときから生活習慣の改善に重点を置いた「薄毛にならない対策」をはじめる。父親はハゲ、父親の父親(=祖父)もハゲ、父親の兄(=伯父)もハゲ、母方の祖父もハゲ、父方の親戚にかつらの戦士がいるという「華麗なるハゲ一族」の出。遺伝を考えれば絶望的にかかわらず、42歳になった今でも「ハゲでない」状態をキープしている。
黒沢月男……30歳から生え際が後退しだし、ごまかしが効かなくなっている35歳。薬に頼るかどうか真剣に思案中。
雫まゆみ……旦那がずるむけのハゲ。旦那が育毛剤その他のヘアケア商品の購入のためだけに金を使うのでそのことでしょっちゅう喧嘩をしている。ハゲを見るだけで最近気分が悪くなる。