プロペシア(薬剤名フィナステリド)というハゲのための薬は副作用が少なく、あったとしても症状が軽いとずっと言われ続けてきましたが、どうも最近になって雲行きが怪しくなっています。
アメリカでは1100件以上の裁判が、自殺してしまった人の遺族や後遺症に苦しむ人から起こされていることはすでに広く知られていることです。
また裁判において非公開だった資料がロイターのスクープによって明るみになり、製薬会社が副作用の可能性を正確に記していなかったということもわかりました。
安心・安全というのは単に売り手の理屈だったのでしょうか? 今日はまたロイターのスクープから考えてみたいと思います。
●2011年以降、プロペシアを服用した人の自殺や自殺衝動に関する報告がFDAに700件以上あり、うち100人は亡くなっている
●製薬会社は因果関係が不明という理由で、自殺企図の可能性を警告してこなかった
●服用をやめた後も続く副作用の報告があったにも関わらず、反映していなかった
抜け毛の原因であると言われている「ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制して薄毛を改善できるとされている薬。アメリカのメルク社によって開発され、その後いくつかのジェネリック薬を生んでいる。
副作用のデータはそもそも正確ではなかった?












Since the 2011 decision on the warning, the FDA has received more than 700 reports of suicide and suicidal thoughts among people taking Propecia or generic versions of the drug. Those included at least 100 deaths. Before that, in the first 14 years the drug was on the market, the agency received 34 such reports, including 10 deaths.
2011年の警告ラベルに対する決定以来、プロペシアやそのジュネリックを服用した人のうちで700件以上の自殺や自殺念慮があったとする報告をFDAは受け取っている。少なくとも100件の死亡例が含まれている。これより前、プロペシアが販売されてから14年間に34件の同様の報告を受けている。うち10件が死亡例だ。
※日本語の訳は羽田(=僕)が付けました














ハゲに薬は本当に正解か?



















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