
石けんは洗浄力が強いというのは本当?
よく石けんは洗浄力が強いと言われますが、僕が使っている感想は明らかに違います。むしろ高級アルコール系と呼ばれる市販のシャンプーと比べて弱く、またアミノ酸系のシャンプーよりも弱いというのが実感です。
洗浄力が弱いのであれば、とんでもなく使えないシャンプーということになりそうです。でもそうではありません。洗浄力が強いシャンプーというのは、要するに皮脂を根こそぎ取ってしまうような強さの洗浄力を持ったものを指します。
このブログでは何度も書いてきましたが、こうした類の洗浄力は不必要なものです。こういう洗浄力の強いシャンプーで洗うと皮脂腺が発達して過剰に皮脂が出てきます。つまり洗いすぎているということになります。
その点石けんの場合は違います。頭皮のバリアーまで壊してしまうような強い力はなく、表面の汚れのみ洗い流してくれます。
この程度の洗浄力こそが実は頭皮にとって必要なものです。













常在菌が死んでしまうと頭皮には不都合です
石けんに変えた当初はとにかく洗った感じがしませんでした。洗髪後の爽快感もなく、いつそれまで使っていたアミノ酸系のシャンプーに戻そうか、迷っていたほどです。
ただ、抜け毛に関してはすぐに変化がありました。夏場には洗髪だけで100本抜けることが普通であったのに、それがなくなりました。また髪自体のコシも少し戻ってきた感じがあります。
今では洗髪後の爽快感がないことのほうが普通になってきました。むしろ爽快感があるほうが不自然なのでは? とさえ思っています。
以前も触れたように僕は敏感肌で夏場はかゆみとの戦いでした。それが衣服用の洗剤、ボディソープの類を全部やめたところまったくかゆみと無縁になりました。こういう経験があるため、添加物まみれの液を体につけることに抵抗があり、また極力何もしないということに対する信頼感があります。
髪の毛に変化があると人間はとにかく焦ります。僕の場合は親父はハゲ、祖父もハゲ、母方の祖父もハゲの家系なので、その狼狽というのは人一倍強い方だと思います。これまでこの危機感で何度も失敗してきました。
一番の失敗はミノキシジルの外用薬(塗タイプのやつです)に手をだしたことです。1センチ弱後退した額を取りもどそうとやっきになり手を出したわけですが、塗った部分にひどい膿をつくることになりました。
人間焦ると必ず判断を誤ります。頭皮が酸性に保たれているのは元々すんでいる常在菌のおかげです。この常在菌が頭皮ではさまざまな役割を担っています。これをまず大切にしないといけません。洗い流すのはその日の汚れで十分です。
あなたがやってはいけないこととは、育毛をうたうシャンプーに手をだし、焦りにまかせて育毛剤や発毛剤に安易に手を出すことです。薬などはもってのほかです。










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