
●調査の方法:WEBアンケート方式
●調査の対象:全国の20~59歳の男性
●有効回答数:400名
●調査実施日:2020年1月24日~29日
※出典:株式会社アートネイチャー
1位 | 「十分な睡眠」(33.3%) |
---|---|
2位 | 「ストレス解消」(30.7%) |
3位 | 「栄養バランスの良い食事」(29.7%) |
※出典:株式会社アートネイチャー
1位 | 「ストレス」(55.0%) |
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2位 | 「睡眠不足」(43.3%) |
3位 | 「不健康な食事」(39.3%) |
4位 | 「運動不足」(34.7%) |
5位 | 「喫煙」(25.3%) |
6位 | 「飲酒」(21.7%) |
※出典:株式会社アートネイチャー
ストレスフルな生活はやっぱり避けるべし!
ひどいストレスが年単位で続けば、確実に髪は劣化します。僕は元々編集、広告畑のサラリーマンでした。うつ病でやめることになった会社での最後の1年の残業は全て200時間オーバーです。当時のタイムカードを取ってあってそれを最近見直してみたところ、月で300時間を超えることもざらでした。
そんな生活を1年ちょっとしていました。心も体もボロボロというやつです。髪はどうかと言えばもちろん同じようにボロボロでした。
24歳のときに味わった洗髪だけで200本が8か月の比にならないくらいの髪が抜ける日が続いてついに数えるのをやめました。やっと抜け毛が減って薄毛の進行をくい止められたのは、うつ病の治療を開始してから半年くらいたった後です。生え際は1センチ弱後退しました(幸い猫の額と言われていたので許容の範囲ですみましたが)。








ストレスが長期にわたって続くと、交感神経がずっと刺激されて緊張状態となり、白血球とリンパ球のバランスがくずれて、白血球が多くなります。すると、少しのことで過剰に反応して炎症を起こして、ニキビができやすくなります。
『肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法』(宇津木龍一著)より



僕のストレス解消方法はこれ!
サラリーマンを辞めてからのストレス解消方法は基本的にジムで体を動かすことです。激しいことはやりません。だらだら歩く、ジョギングする、自転車をこぐといったことをしているだけで、2時間ジムにいれば確実に汗が出ます。それを併設の大浴場で洗い流すというのがルーティンです。これを週1回やります。これはどんなに忙しくても習慣にしています。今のこの時期はこれができなくてまさにストレスになっていますが、代替として週1で長時間歩くことにしています。その後に自宅の風呂に熱い湯をためて、浸かっています。
それからこれもコロナ禍以前からの習慣ですが、温泉に月1で出かけます。できれば泊りで行きたいとところですが、風呂に入れる施設であればどこでも構わないというスタンスでいます。とにかく汗をかくこと、それを流すこと。これが今の僕のストレス解消方法です。
●月1回温泉に入る
10分でもいいので日常を離れる瞬間を持つこと
もちろん、こうしたことが全ての人のストレス解消になるからあなたもどうぞ、と言いたいわけではありません。ポイントの一つは日常から離れる時間を必ずつくることです。心が悩み事から少しでも解放される瞬間を見つけて、それを定期的に取り入れることです。
村上春樹はバーの経営をしていたとき、どんなに忙しくても音楽を聞いて、本を読むという楽しみだけは捨てなかったそうです。それが日常を忘れる瞬間だったということだと思います。映画が好きなら、それを観る時間を作ることでももちろんいいし、村上春樹のように音楽と本が至福の時だったその時間をつくるということでもいいわけです。
とにかく、悩みやストレスから一瞬でも離れられる時間を持つことです。これはサラリーマン時代の自分に言ってやりたい言葉でもあります。

時間がそれでも取れないときはどうするの?
僕はサラリーマン時代にもっと傲慢に「主張」してもよかったなと後悔しています。もしあなたが僕のように月200時間を超える残業をしていたら、それは5年、10年続ける仕事ではありません。確実に壊れます。僕の場合は知らないうちに心が壊れていました。やけに涙もろくなったりして自分の心が制御できなくなっていました。そうなる前に適当に手を抜けばいいんです。
僕は外のスタッフと打ち合わせしていても締め切りが気になってすぐに会社に戻るということをよくしていました。今考えると本当に生真面目だったなと思います。疲れていたらちょっとさぼって30分くらい風呂に浸かったほうが仕事がはかどることだってあります。
また、これは無理そうだなと感じたら、同僚なり、上司なりにそのまま伝えてしまえばいいと今になって強く思います。
繰り返しですが、心の余裕がない状態では仕事は長続きしません。いずれ壊れます。だからこそ、息抜きできる瞬間を必ず持つということが大切になってきます。

大作家が語った処世術
資料が見つからなかったので、記憶で書きますが、山崎豊子(『白い巨塔』とか『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』の作者です)が毎日新聞の記者時代、インタビュー中にセクハラまがいのことをされて、社に戻って泣いていた、ということがあったそうです。彼女の上司は井上靖というこれもまた作家です。泣いている彼女を見て「人間山崎豊子が冒涜されたと思うから泣きたくなる、毎日新聞の一記者が冒涜されたと思いなさい」とアドバイスしたそうです。
僕は会社を辞めた後にこのエピソードを知りました。もしサラリーマン時代に知っていたら少しは心が軽くなったかもしれない、と今でも思っています。ストレスをかわす方法は心掛け次第で結構あるということです。
その会社が全てではないし、会社を離れても食っていく手段はいくらでもあります。壊れる前にズルをする。壊れる前に積極的に休む、これです。健康あっての人生だし、健康あってのいい髪です!

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