睡眠の真実!黄金時間帯に寝ないと薄毛になるというのは本当!?

今日は髪と睡眠について考えてみたいと思います。

このブログでは、薄毛予防で一番大事なのは生活習慣にあり!とずっと唱えてきました。

それにも関わらず、恥ずかしいことですが、どうしても「足りていない」部分が僕にはあります。

それが、今日取り上げる「睡眠」に関してです。

僕は、広告・編集畑をずっと歩いてきた関係でとにかくこの睡眠に関しては苦労してきました。

まずは睡眠時間の確保そのものです。

締め切り間際になると

「寝てられねんだよ!」

ということになります。
(実際こういう風に怒鳴っている上司を見たことがあります)

それから睡眠を取る時間帯です。

就業時間があってないような会社ばかりでしたので、どんどん睡眠が後ろに倒れて、重役出勤を繰り返すことになるわけです。

朝方に寝て昼過ぎに出勤するなんていう生活をずっと続けていた時期もあります。

これは、薄毛界隈では不届き者として成敗されかねない所業です。

もちろん、あの必須と言われているゴールデンタイムでの睡眠が取れないということを意味するからですね。

僕はあまりの抜け毛のひどさと少しずつ後退をしてきた前頭部の現状に恐れをなしてリーブ21に通った経験を持っていますが、この時も睡眠の大切さというのを特に指導されたのを覚えています。

いまだに僕はリーブ21のシャンプーを使い続けています!
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だから、僕のこうした睡眠習慣というのは髪の毛にとっては非常にヤバイ状態に違いないということになります。

では、僕のような人間にとって、髪の毛の未来は極めて「薄い」ものでしかないのでしょうか?

僕は、それはちょっと違うと思っています。

今日は、まず、髪のゴールデンタイムというのがどういうものなのか、それはなぜゴールデンタイムと呼ばれているのか、説明するところから始めてみようと思います。

またもしその時間帯に睡眠がとれない場合、他に対処法はあるのか、僕なりの答えも書いてみます。

もしあなたが夜間勤務をしていてあの黄金の時間帯に睡眠が取れないとしたら、きっと朗報となるはずです!

睡眠の理想とは?成長ホルモンとノンレム睡眠/レム睡眠

まず本当に基本の基本となると思いますが、髪にとって睡眠がなぜ大事なのかというところからはじめてみましょう。

なぜ、睡眠が大事なのか?

これは、髪の成長に欠かせない「成長ホルモン」が睡眠中にもっとも分泌されるからです。

ではなぜ「成長ホルモン」が髪にとって大切なのかというと、それは体内のたんぱく質の合成を促す働きがあるからですね。

髪の主な構成成分はたんぱく質です。

だから、髪にとってとても重要ということです。

その「成長ホルモン」が睡眠中に最もよく分泌されるわけですから、しっかり寝なければいけないということになります。

ただし、ただ寝ればいいということではありません。

ここが難しいところです。

成長ホルモンの分泌は眠りに入った直後のノンレム睡眠中が最も多いとされています。
(なんと一日の分泌量の7割を占めています)

ノンレム睡眠というのは、入眠中の深い眠りを指します。浅い眠りがレム睡眠です。

入眠直後にノンレム睡眠に入り以後レム睡眠とノンレム睡眠が90分間間隔で繰り返されます。

つまり、寝た直後の90分がまず勝負ということが言えるわけです。

じゃあその入りのノンレム睡眠が良質になるように配慮するだけでOKなのかというと、これがまた少し違うということになります。

髪の成長が活発化するのが午後10時から午前2時だと言われています。

午後10時から午前2時というのは薄毛遍歴が長い人にはきっと馴染みのあるものですね。

この午後10時から午前2時という時間帯こそが薄毛界隈でゴールデンタイムと言われているものです。
(テレビのゴールデンよりも遅いのが特徴だぞ❤)

つまりです、成長ホルモンの分泌とこの髪のゴールデンタイムを重ねるのが理想ということなんです。

ポイント!
成長ホルモンの分泌は眠りに入った直後のノンレム睡眠中(最初の90分!)が最も多い!
髪の成長が活発化するのが午後10時から午前2時

だから↓
睡眠直後のノンレム睡眠とゴールデンタイム(午後10時から午前2時)を重ねるのが理想!

僕に足りていないのはこのゴールデンタイムでの睡眠!

こういうことがわかっていても、僕はうまくこの時間帯に睡眠を収めることができないという悪習慣からなかなか抜け出せないということになります。

編集・広告の垢がついて20年たちましたので、かなり強固にこびりついた垢になってしまいました。

努力して月の半分でもこの時間帯に入るようにがんばってはいるけれど、月で1週間を割ることも結構あります。

がんばっているけど、思うようにならない……。

とにかく髪にとっては最悪ですね。

だから僕の髪の未来は薄暗い!

と断定できそうではありますが、そこは期待も込めて少し違うかなと思っています。

なんといっても僕自身、親父はハゲ、親父の兄(=伯父)もハゲ、親父の親父(=祖父)もハゲ、母の親父(=祖父)もハゲ、いとこにカツラの戦士がいる! とういう遺伝子は絶望的であるにも関わらず未だにハゲていないわけです。

ヒントと希望の光は夜勤の会社員にあります。

僕が会社勤めをしていたとき(今はフリーランスです)に関わりのあった夜勤の人たちについて触れてみましょう。

最近子供のころのようにぐっすり! とはいかなくなりました

僕が知っている夜間勤務の会社員はこんな人達です!

編集・広告界隈をずっと歩いてきたと書きましたが、僕の場合は雑誌や書籍、パンフレットなど作るということをしてきました。
(今はWEBにも少し携わっています)

印刷物というのは紙に印刷するという工程があります。

普段編集者が印刷会社とやり取りするのは、営業の担当者を通してですが、1年に数回(僕の場合は2回程度)、印刷の色味を細かくチェックするために印刷の現場で働いている人たちと話す機会があります。

印刷の現場というのは大抵昼夜問わず印刷機を回していますから、夜勤の人達がいます。
(実際僕が色味をチェックしに行ったのはすべて深夜から朝にかけてです)

僕が注目したのは、この夜勤の人たちでした。

夜勤ですから、当然ゴールデンタイムでの睡眠はとれないわけですね。

それが月の半分以上あれば、僕と同じように万年ゴールデンタイム欠乏症と言ってもいいような事態です。

僕は、この人たちの髪の毛の調査を密かに6年間続けました。

睡眠の乱れがハゲに直結する事態というのは本当にあるのか?

僕のささやかな調査の結果を記してみましょう。

夜間勤務の人はハゲが多いって本当なの? 僕が密かに集めたデータを公開します。

僕が焦点を当てたのは30代から50代までの男性です。
(年齢をいちいち聞きだすのは本当に大変でした)

全ての人が勤続5年以上の方です。
(これくらいであれば夜勤があるという生活習慣の影響が髪に出るだろうという推測です)

また、勤務日数の半分以上を夜勤が占めている人達としました。

判断基準を「ハゲ」「薄らハゲ」「正常」に分けました。

このあたりの基準はとても難しいものですが、「ハゲ」が前頭部、頭頂部のいずれか、もしくは両方に大きな露出のある人、薄らハゲはハゲの初期段階で髪のコシがなく、分け目、頭頂部のつむじ、前頭部に少し衰えのある人です。

「ハゲ」はもうどっから見てもハゲ!という人について「ハゲ」として、まだごまかしようがかろうじてあるが、光を当てたりすると弱点が浮き彫りになる人に対しては「薄らハゲ」としました。

僕の任意の基準ですが、「ハゲ」と「薄らハゲ」は明らかに髪に異変あり!の人たちだということです。

そして、睡眠の影響がもっとわかるように、眠りに関して軽いアンケートも取りました。

これは、僕が「よく眠れない」という睡眠に関する悩みを相談する形で聞き出した結果です。
(嘘ついてごめんなさい!)

こうした前提を踏まえて、僕が6年間、39人の夜勤勤務の人たちを観察した結果が下に書き出したとおりです。

年代別の薄毛・ハゲ
●30代(11人)……ハゲ1人、薄らハゲ1人、正常9人
●40代(22人)……ハゲ3人、薄らハゲ3人、正常16人
●50代(6人)……ハゲ2人、薄らハゲ1人、正常3人

※「ハゲ・薄らハゲ」の合計……11人
※「正常」の合計……28人

「睡眠の質」に関する調査
●よく眠れていると答えた人……ハゲ・薄らハゲ2人、正常14人
●よく眠れない、睡眠に悩みあると答えた人……ハゲ・薄らハゲ6人、正常4人
●睡眠に関しては可もなく不可もないと答えて人……ハゲ・薄らハゲ3人、正常10人

薄毛の男性は日本人の場合1600万人前後いると言われていますね。

2007年のアデランス調べだと男性の26.78%だそうです。

それでは、僕は印刷所の現場を観察した結果はどうなのか、というと30代、40代、50代を全てならすと約28%になります。

ほぼ標準ということになるでしょうか。

やや多いとはいえ、まったく絶望的な数字ではありません。

夜勤は髪の毛にとって絶望ではない?

この調査から何が語れそうでしょうか。
(もちろん正式な調査ではなく根拠とするには弱いのはわかっていますが)

僕が立てた推論は、確かにゴールデンタイムの睡眠はとても大切だが「しっかり眠れている」という睡眠の質もかなり重要なのではないかということです。

例えば、「よく眠れていると答えた人」が「正常」に関しては「14人」なのに対して、ハゲ・薄らハゲは「2人」と非常に少ないのが見て取れます。

少なくとも、僕の荒い調査からは黄金の時間帯の睡眠が「絶対」ということにはならないと言えそうです。

この調査した人の中で一番親しくしてもらっていた53歳(その当時)の方がいらっしゃいます。

この人は50代とは思えないような髪のつやと硬さを誇っていました。
(白髪もその年齢にしてはほとんど目立たないものです)

この人、この夜勤の生活を実に20年間している人です。

仕事終わりの朝方に何度かファミレスでご飯をごちそうしてもらいましたが、一番印象に残っているのが、その人が夜勤上がりには必ずジムに行って汗を流しているという話をしていたことでした。

ランニング等で汗を流して、風呂に入るのが至福の時なんだそうです。

この人はもちろん、「睡眠はしっかりとれている」と答えています。

ちなみに、髪があまりにふさふさだったので、薄毛の人の髪に触れるのとは違う気軽さで遺伝のことも聞いたことがあります。

すると、父親はハゲ、母方の父も50代から額の後退があり、80歳超えて亡くなったときは、波平型に近い状態だったいうことを話してくれました。

どうでしょうか?

強引に結論に結びつけるのであれば、運動、食事の習慣をよりよいものにして、なおかつ「睡眠の質」というものに心を配りさえすれば、ゴールデンタイムに睡眠がとれないというハンデを克服できそうではないでしょうか?

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まとめ-睡眠の質に目を向けよ!

僕は、ずっと編集・広告畑を歩いてきました。

この界隈にいる人は、とにかく活動している時間帯が、人が寝ている時間帯になりがちです。

ところが、僕が今までかかわってきた同僚や同業者を思い浮かべると極端にハゲが多いという事実がありません。

僕は今42歳です。同年齢、先輩を含めて、ハゲを思い浮かべることのほうが難しいと感じます。

印刷の現場で取った僕のちっぽけなデータを見ても黄金時間帯の睡眠が絶対なのでなく、睡眠の質がとても大事なんだということ、そしてそのほかの食事を含めた生活習慣が大事なんだということが、ひとまず言えそうです。

髪は血余と言われています。

生命を維持する一番大事なところにいった栄養のあまりが髪になるわけです。

食事を含めたあなたの習慣が髪の状態にそのまま反映されるという説明に僕はまったく無理なところを感じません。

フィナステリドに頼って食事を含めた習慣をまったく見直す気のない薄毛の友人が僕にはいますが(タバコも1日2箱!証券会社勤務です)これでは何の解決にもなりませんね(実際に薄毛のままです)。

もしあなたが髪のゴールデンタイムに睡眠がとれないということに悩んでいるとしたら、「睡眠の質」というもの、そして食事を含めた生活習慣全体にまず焦点を当ててみてはいかがでしょうか?

今日はこんなところで!

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