なぜ僕は薬を使わず「サプリまで」にしているのか?

羽田三樹夫
クリニックでハゲの薬を処方している医者の言い分だけ聞いて薬を使うのはあまりに危険だ、というのが僕の結論です。この結論は英語圏の情報にきちんと触れていればけっして的外れな意見ではないとすぐにわかるはずです。ここでは僕がなんで薬を使うことをせずに「サプリまで」と決めているのか書いてみようと思います。
 
 

「薬」を使うのはあまりに無謀だから

今は薄毛対策といえば薬による「治療」一択といわれていますね。

中には薬の効果を盲信して

薄毛対策で薬以外に頼っているヤツはバカ

とまで言っている人をネットなどでも見かけます。

バカ呼ばわりまでされてなお、なぜ僕が「サプリまで」にしているのか、というのが今回のまず大きなテーマですが、その理由を先にいってしまうと、

男性型脱毛症というのは病気ではなく症状だから

ということになります。

体のどこも悪くないのに薬だけ飲んでヤツなんていませんね。

西洋薬というのは、毒をもって毒を制す

というのが基本です。

制すべき毒などどこにもないのに毒だけ飲んでいる人なんて普通はいません。

例えば、胃に悪いところなどないのにもかかわらず、胃薬を常用している人がいたら、「嫌なことでもあったのか」とでも声をかけると思います。

僕だったらそうします。

嫌なことがあって自暴自棄にでもなっているのではないかと疑ってかかる必要があるからです。

こういう風に書くと大抵、例えがぶっ飛びすぎていて的を外している、という指摘をもらいます。

胃が悪くないのに胃薬を飲んでいるのと、ハゲがハゲ用の薬を飲むのとは全然違うというわけですね。

でもミノキシジルという薬のことを少し考えてみれば、けっして僕が言っていることがとんでもない方向にばかり飛ばしている下手くそな射手(いて。流鏑馬で矢を放つ人のこと)と同じではないとわかると思います。

今、男性型脱毛症の治療薬として最も一般的だと言われているのがミノキシジルですね。

飲み薬としては

ミノタブ

などという愛称さえついています。

実際に毛が生える人もいてハゲのなかでは熱狂的な愛好者がいる薬です。

ただこの薬、

実はハゲの薬ではなく、降圧剤

です。

降圧剤の副作用として多毛症があったのでその副作用を目当てに勝手に医者が処方しているだけです。

胃にどこにも悪くない人が胃薬を飲んでいるのと同じように、血圧を急激に下げる必要がない人が血圧を下げる薬を常用しているということです。

おまけにこのミノキシジルというのはアメリカのFDA(アメリカの厚生労働省のようなところ)からBlack box warningという本来の降圧剤としての使用に関しても強い警告が出ている薬です。

内容を見ると

「他の2つの降圧剤の最高治療量でも適切な効果が得られない高血圧症の患者に対して使用すべきものである」

とか

「悪性高血圧症の患者とグアネチジンを投与されている患者は、初回の投薬時には、急速もしくは大規模な起立性の血圧低下を防ぐために入院する必要がある」

などという驚くべき警告が書いてあります。

こんな薬を毛が生える可能性があるからという理由で常用するなどというのはまさにあり得ない話です。
 
 

羽田三樹夫
ミノキシジルについては以前にいくつか記事にしています。この記事の終わりにリンクを貼っておいたのでよかったら見てみてください。

どんな薬でも結局は無謀

男性型脱毛症のもう一方の雄でハゲの薬として認可もされているフィナステリド(商品名がプロペシアなど)についてはどうでしょうか?

こっちは副作用も少なくとも比較的安全な薬とされていますね。

ジヒドロテストステロン(男性ホルモンの一種)の生成を阻害するというのがこの薬の目的で、ハゲの進行を止めるのに一定の効果があるとされています。

このフィナステリドに関していうと、ずっと神話だと言われてきたポストフィナステリドシンドローム(薬をやめてもなお続く後遺症のこと)はすでに治験の段階で確認されていたことだったと、ロイターのスクープによってわかっています。

フィナステリドには性的な副作用やうつ病などの精神疾患の副作用があると言われていて、それが薬をやめても続く可能性がある、とずっと指摘されてきました。

ロイターのスクープが発表されるまでは、根拠がないという理由だけでずっと神話扱いされていたんですね。

ほかにも治験を途中で離脱した人のデータを反映させずに全体の副作用の発生率を偽ったとか、とんでもないことがロイターのスクープで明らかになっています(ロイターとはあの世界的な通信社のロイターのことです)。

今ではこのフィナステリドが重篤な精神疾患をもたらす可能性について突っ込んだ論文も発表されています。

副作用があったとてしも軽微なんだというが神話になりつつあるということですね。

このロイターのスクープが発表されたのは、アメリカで行われた裁判の取材を通してです。

あなたはフィナステリドという薬に関してアメリカで1100件以上の訴えが自殺してしまった遺族や、後遺症で苦しんでいる本人から起こされていたという事実をそもそも知っていましたか?

ハゲに対して薬が一択なんだ、という説は決して鵜呑みにしていいものではありません。

少なくとも毛が生えてきてワロウタなどというノリで使用するものでありません。

このブログでは何度も触れていることですが、僕は、父親がハゲ、父方の祖父もハゲ、父親の親戚で男は大抵ハゲ、おまけに母方の祖父までハゲという遺伝子敗北型禿家系(中華風にしています)の出身です。

実際に24歳のときに洗髪だけで200本抜ける状態を8か月も経験して、それ以後も何度かハゲになる危機を経験してきました。

ハゲというのは僕のなかですぐそこにある危機として常に頭から離れないものです。

それでも今まで薬を使わなかった(これからも使うつもりはない)のは、

西洋薬の使用をするときは制すべき毒があるとき

と決めているからです。

髪がなくなるかもしれないという、そこにある危機に悩んで薬に飛びつく前にいろいろと知っておくべきだと、まずは確認する必要があるのではないでしょうか?

 
 

黒沢月男
フィナステリドについても以前にいくつか記事にしています。この記事の終わりにリンクを貼っておいたのでよかったら見てみてください。

うっすらと光の見える話があるから

薬がなんでダメなのか、というのは説明しました。

次はサプリまで、の「サプリ」ですね。

なんでサプリなのかと言えばこれはもう、

フィナステリドという薬はそもそもノコギリヤシの抽出物を化学合成したもの
(『医療的育毛革命』(佐藤明男著)より)

だからですね。

これが一番説得的です。

だから、もちろんこの場合のサプリというのはノコギリヤシが入ったサプリということになります。

フィナステリドは、さっき触れたとおり、ハゲの薬として日本でも認可されていて、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンの一種を阻害するためのものです。

これがノコギリヤシの抽出物を化学合成したものなんだ、ということですね。

僕はここにうっすらと光を見てもいいと思っています。

しこもこのノコギリヤシは北米の先住民が強壮剤として愛用していたもので、その人たちにハゲが少なかったいう話までも残っています。

ここにも別の薄い光が見えてこないでしょうか?

ハゲだけにうっすらとした光が。

もちろんノコギリヤシをそのまま摂れればいいに決まっています。

ただこれがスーパーに並んでいる類のものではないときています。

だから、必然的にサプリしてあるものを選ぶということになりますね。

今、北米の先住民に習ってハゲを回避しようと多くの人がこのノコギリヤシ入りのサプリに飛びついています。

僕もまさにその一番後方あたりで様子をうかがいながらも試している一人で、このサプリの効果をささやかながら実感している人間の一人でもあります。

選ぶべきものは決まっています

なんで薬はダメで、なんでサプリに薄い光を見ているのか、ということも話をしたので、そのなかでどのノコギリヤシ入りのサプリを選ぶべきなのか、ということにも触れておきます。

僕のなかで選ぶべきノコギリヤシサプリというのは決まっていて、

『Growth Project.BOSTON』(ボストン)

というサプリです。

この『Growth Project.BOSTON』(ボストン)は臨床試験をしてその結果を『医学と薬学』という医学誌に公表しているめずらしいサプリです。

サプリは本来効能をうたってはいけないと決まっていますね。

だからホームページなどでも効果があったとしっかり書いていません。

単に医学雑誌に掲載された、となっています。

ただその中身をちゃんと読んでみれば、髪に対してはっきりと影響があったことが見てとれます。

医学雑誌に載っている具体的な内容はここで触れています!

なんでこのサプリが抜きんでているのかというのは結構はっきりしています。

ノコギリヤシのエキスを「本来のオイル状のまま」で閉じ込めているのはこのサプリだけだからです。

液状にすることで粉状のものに比べて有効成分量が2倍以上になります。

つまり、より純度が高くなるということですね。

しかも粉状にくらべてより体内に吸収しやすくもなります。

高純度のパワーがそのまま体に染み渡るということです。

またこのサプリは超臨界抽出法という方法で抽出もしており、これによってより成分の変化が起こりにくくもしています。

とにかくノコギリヤシの純度をどう高めるかということに注意を置いて作られているサプリだ、と言えるわけです。

薄毛を気にしている人が見るべきは、他のつまみのようについている例えばイソフラボンのような栄養素ではなく、ノコギリヤシの量と質です。

これが髪に対して一番可能性を感じさせるものだからです。

だから、他のサプリではなく、

『Growth Project.BOSTON』(ボストン)

なんだ、ということになります。

僕の場合でいえば、このサプリを使用することによってヘナチョコになりかけていた髪にコシが戻ってきました。

僕がいままでやってきた薄毛対策一番効果があったのはまずシャンプーを変えたことでした。

次に睡眠、運動、食事を徹底的に改善したことでした。

それと同じくらいの効果があったのがこのサプリを飲んだときです。

シャンプーはより自分に適しものに変えることによって抜け毛が都度半分以下になりました。

食事、運動を食事を徹底的に改善することで頭皮の脂の出方に変化がでてやっぱり抜け毛が減りました。

そしてサプリではコシがもどってきました。

髪が太くなるという変化はあなたも経験している通り、簡単に得られるものではありませんね。

ヘナチョコだった髪をシャキッとさせることはくそ高い育毛剤を使用してもなかなか難しいことではないでしょうか?

ハゲ対策として薬を使うことはあまりに無謀です。

金をかけるならサプリまでにしておくべきです。

そのサプリのなかでは『Growth Project.BOSTON』(ボストン)を選ぶのが一番いいというのがここでの結論になります。
 
 

商品のレビューのようなものも書いています!
シャンプーについてはこちらをどうぞ!
ミノタブの危険性についてはこちらからどうぞ!
フィナステリドについてのロイターのスクープはこちら

 
 

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髪の悩み相談室登場人物
髪の悩み相談室室長・羽田三樹夫……24歳のときに洗髪だけで200本抜けるという恐怖体験を8か月経験する。そのときから生活習慣の改善に重点を置いた「薄毛にならない対策」をはじめる。父親はハゲ、父親の父親(=祖父)もハゲ、父親の兄(=伯父)もハゲ、母方の祖父もハゲ、父方の親戚にかつらの戦士がいるという「華麗なるハゲ一族」の出。遺伝を考えれば絶望的にかかわらず、42歳になった今でも「ハゲでない」状態をキープしている。
黒沢月男……30歳から生え際が後退しだし、ごまかしが効かなくなっている35歳。薬に頼るかどうか真剣に思案中。
雫まゆみ……旦那がずるむけのハゲ。旦那が育毛剤その他のヘアケア商品の購入のためだけに金を使うのでそのことでしょっちゅう喧嘩をしている。ハゲを見るだけで最近気分が悪くなる。