テストステロンまで嫌うことはありません!

羽田三樹夫
ジヒドロテストステロンという男性ホルモンが脱毛の原因と言われるようになってから、テストステロンを増やすことがわかっている筋トレまでやめたほうがいいという意見を目にすることがあります。オナニーをするとハゲる類の風説に近いものですが、僕も週1でしている筋トレとテストステロンを今日は擁護してみます。

 
 

ハゲがテストステロンが嫌う理由はこれ

脱毛の原因とされているジヒドロテストステロンは元々テストステロンが5α―還元酵素の働きによって変化したものです。

これがハゲ・薄毛界隈の人間がテストステロンを嫌う一因です。

筋トレをする→テストステロンが増える→ジヒドロテストステロンも増えるハゲになる!

という絵が頭に浮かんでしまうからですね。

ただし、テストステロン自体は、嫌おうが好ましく思おうが、人間にとって不可欠なホルモンです。

男性が成人するさいの精子形成や骨格の発達を担っているのがテストステロンです。筋肉がついて男性らしい体つきになるのもテストステロンのおかげですし、また大脳皮質の発達を促進するのもテストステロンです。

黒沢月男
近年は「心」の問題にもテストステロンが関わっているという意見を多く見かけます。

僕の友達のマッチョマンはハゲの兆候なし


僕の友達に3度の飯よりも筋トレが好きというマッチョマンがいます。この人は僕と同じように母方、父方の両方の祖父がハゲです(父親もハゲ!)。

筋トレをする→テストステロンが増える→ジヒドロテストステロンも増えるハゲになる!

という図式が正しいのならハゲの家系のマッチョマンは今頃うすらハゲになっているのが正しい状態です。

ただしその兆候はまるでなく、いまだに剛毛を誇っています。この人は就寝は24時前、5時に起きて自分と嫁の分の弁当を作っているというツワモノです。

昼も自分で作った弁当ですから、3食自炊しているということになります。朝はコンビニのおにぎり、昼はかつ丼、夜は酒の後にラーメンなどという「無様な食事」とは無縁です。

三度のめしよりも好きな運動、バランスの取れた食事、毎度熟睡できているという睡眠、となるとほぼ理想的な生活習慣を送っていると言えます。

この人はジヒドロテストステロンもテストステロンもどこ吹く風でハゲに打ち勝ち続けています。

羽田三樹夫
マッチョマンに言わせれば僕がやっていることはゆるい運動とのことですが、僕も週一でジムに通う習慣をずっと続けています(今は中断しています)

脱毛の原因をわかったつもりになるのは危険

このブログでは何度も書いてきましたが、あなたがハゲた理由を説明できる人はいません。男性型脱毛症はジヒドロテストステロンと遺伝が関わっていると言われています。男性ホルモンと遺伝が関わっているというのはアメリカの解剖学者ハミルトンの研究からわかったことです。

ただ、これは単に遺伝が関わっていると薄っすらとわかっただけで具体的にどんな遺伝子が影響しているのか、説明できたということではありません。これは今この瞬間も同じです。

だから脱毛の原因であるジヒドロテストステロンの産出を抑制する薬に安易に頼ることは危険、ということになります。

例えば、今日僕が擁護しているテストステロンこそが健康の源だと主張している熊本悦明さんが書いた『最強の体調管理』という本の中にはこんな記述があります。

 
 

AGA治療では脱毛ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン※引用者注)の生成を食い止めるべく「5α―リダクターゼ」を抑制する薬として「プロペシア(フィナステリド)」が処方されます。それは直接的に男性ホルモンをまったく抑制しないと言われていますが、本当にそうでしょうか?
実際にはAGA治療を受けたために、体調不良、性欲減退、うつに悩んで、私の外来に訪れる若い方がいらっしゃいます。
そこで、テストステロン値を計ると、やはり下がっているのです。その方はテストステロン補充治療で元気を取り戻されました。

 
 

重要なのは「AGA治療を受けたために、体調不良、性欲減退、うつに悩んで、私の外来に訪れる若い方がいらっしゃいます。」というところですね。

これは、フィナステリド(商品名プロペシアなど)の副作用にちゃんと記載されている副作用です。

ポストフィナステリドシンドロームといってフィナステリドをやめてなお続く副作用の代表的なものが自殺企図です。

フィナステリドが男性ホルモンを抑制しないという意見は間に受けると大変なことになるかもしれません。

羽田三樹夫
ハゲてきてから薬に頼ろうなどいう考えはすぐに捨ててしまったほうが無難です!

ミノタブは論外です! ~ミノキシジルタブレットの副作用・危険性について~

テストステロンの減少が様々な病気の原因になる?

この熊本悦明さんは、テストステロンの減少が様々な病気の原因になっている主張しています。肥満などの生活習慣病、認知症、性機能低下、うつ病、脳梗塞、心筋梗塞などにもテストステロンが関わっているとします。だから、これを補充することで元気を取り戻すことができるということです。

80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんもこのテストステロンを補充しているそうです。

あの筋骨隆々の体はテストステロンのおかげだということですね。

しかもあの年にしてはうらやましい毛髪量を誇っています。

筋トレをやめてオナニーまで禁止してハゲに備えることは、そもそもとてもストレスになります。

テストステロンの減少には加齢とともにストレスも大きく関わっているそうです。

 
 

一九六〇年代から七〇年代にかけて、アメリカの医師が、ベトナム戦争を戦った米軍兵士の男性ホルモン値を測定しました。すると、「入隊する前」→「入隊し、国内で訓練を受けているとき」→「ベトナムへ派兵され、戦っているとき」と、戦場に近づくほど、男性ホルモンが低下したのです。
『最強の体調管理』熊本悦明著より

 
 
普通はより猛々しくなって男性ホルモンが増えそうなものですが、ストレスによって逆に減ったということです。

黒沢月男
テストステロンはニンニク、玉ねぎを食べることでも増えるそうです。

筋トレを遠ざけるのは不毛


筋トレをする→テストステロンが増える→ジヒドロテストステロンも増えるハゲになる!

という図式は結局男性型脱毛症の大まかなデッサンをしたにすぎません。繰り返しですが、どんな遺伝子が関わっているのか不明なため、個々人のハゲた理由は説明できません。

だから、テストステロンが増えることがそのままハゲにつながるかどうかはわかりません。

そのようなことをちまちま考えるよりも、僕の友達のマッチョマンのように生きがいを持って生活を整えるほうがよっぽど重要です。

筋トレは髪の生成に不可欠な成長ホルモンを得られます。こういうものまで遠ざけるのは不毛なことです。

羽田三樹夫
運動をすることによって得られる爽快感はほかに代わりがありません。ストレス発散の選択肢に加えるべきものです。
 
 

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髪の悩み相談室登場人物
髪の悩み相談室室長・羽田三樹夫……24歳のときに洗髪だけで200本抜けるという恐怖体験を8か月経験する。そのときから生活習慣の改善に重点を置いた「薄毛にならない対策」をはじめる。父親はハゲ、父親の父親(=祖父)もハゲ、父親の兄(=伯父)もハゲ、母方の祖父もハゲ、父方の親戚にかつらの戦士がいるという「華麗なるハゲ一族」の出。遺伝を考えれば絶望的にかかわらず、42歳になった今でも「ハゲでない」状態をキープしている。
黒沢月男……30歳から生え際が後退しだし、ごまかしが効かなくなっている35歳。薬に頼るかどうか真剣に思案中。
雫まゆみ……旦那がずるむけのハゲ。旦那が育毛剤その他のヘアケア商品の購入のためだけに金を使うのでそのことでしょっちゅう喧嘩をしている。ハゲを見るだけで最近気分が悪くなる。