食事で薄毛が治るの? 髪の福音を聞いたあの日について~抜け毛を予防せよ! その1~

あなたは食事でハゲが治るんです!
という奇跡のような声を聞いたら、どうなっちゃいますか?

僕だったらまず間違いなく狂気乱舞します。

薬に頼らず、育毛剤にも頼らず、食事だけでスケルトンが解消できるなら、飛びついて試します。

実際僕は、食事でハゲが治るという「神の福音」を一瞬だけ聞いて狂気乱舞した経験があります。

今日は「食事と薄毛の話」第1弾として、僕が聞いた「髪の福音」(髪の毛だけにね❤)について書いてみたいと思います。

洗髪だけで抜け毛200本の恐怖を8カ月味わった僕の経験についてはこちらをどうぞ「正解はこれ! リーブ21の育毛シャンプーを17年間使い続けた僕のリアルすぎる口コミ」)

唐辛子と大豆の組み合わせで髪が生える?

食事でハゲが治る!
などという声をいったいどこで聞いたのか?

ハゲ歴の長い方ならもしかしたらご存知かもしれません。

そうです。

僕が聞いた福音というのは、あの迷著『薄毛の食卓』(同じ著者が書いた『髪が豆腐トウガラシでモッサモサ生えてくる』でもいいですが……)によってです。

『薄毛の食卓』

ハゲを励ますにはいいタイトルですが、内容もなかなかチャーミングです。

難しい医学用語は解説できる能力がないので、ざっくり言ってしまうと、
なんと「唐辛子」と「大豆」を一緒に取ると髪が生えちゃうわ❤
というものです。

こりゃなかなかすごい、ですね。

僕の場合は豆腐が大好物です。
(トッピングはしょうが、ネギ、鰹節で決まりです)

納豆なんてそれまでも1日2パックは食べていました。
(トッピングはネギ、鰹節、ノリ!です。)

大豆なんだから「味噌」でも「豆乳」でも「きなこ」でもいいわけです。

唐辛子はどうでしょう?

毎日山盛りってわけにはいかないでしょうが、冬だったら、豚汁に入れたくなりますよね。

そばやうどんには定番だし、キムチが好きなら毎日口に入れることにもなります。

こんなありふれた食品でハゲが治るとすれば、ほどんど「髪の福音」そのものです。

大豆と唐辛子で髪がはえる!?

薄毛の食卓の実験はこんなものです!

『薄毛の食卓』に載っている実験は1日カプサイシン6mg、イソフラボン75mgを5カ月間摂取してもらうという実にシンプルなものです。
(カプサイシンは唐辛子の辛みの主成分、大豆に含まれるのがイソフラボンです)

結果はなんと、31人中20人、実に64.5%の人に薄毛の改善効果があったと出ています。

カプサイシンとイソフラボンを5カ月間摂取した場合の育毛効果がこれ!

●本物の食品成分を摂取した人31人中20人(64.5%)

※31人の内訳は男性型脱毛症の人=25人、全頭脱毛症の人=5人、円形脱毛症の人=1人

●偽物(プラセボ)を摂取した人17人中2人(11.8%)→プラセボ効果!
※17人の内訳は男性型脱毛症の人=14人、全頭脱毛症の人=3人

~『薄毛の食卓』より引用~

カプサイシン6mg、イソフラボン75mgというのは、一味唐辛子にすると2g分、豆腐にするとたった半丁分(約200g)だそうです。

一味唐辛子2gがどのくらいかというと、だいたい市販で売っている一味唐辛子の小瓶が14gくらいですね。

だから、1週間で小瓶1本を消費するというイメージです。

1本せいぜい100円くらいですね。

1か月にすると400円です。

豆腐はどうでしょうか?

1丁100円だとしても1週間で400円くらいですね。

1か月1600円です。

合計で1か月2000円です。

2000円で髪が生えてくるのが確実なら、高い育毛剤はもう捨てますね。

AGA治療を実践している人は明日から薬を飲むのをやめると思います。

2000円のコスパと手軽さには絶対にかないません。

それもまずい食品を無理して食べよ!なんてことでもありません。

僕の場合だったらそれまで口にしていた食品をそのまま口にし続ければいいわけです。

僕は辛いものは好きな方です。
(ただし激辛料理はダメです)

大好きな「豆腐ちゃん」と辛いもので毛が生えてくる!

どうですか?

「髪の福音」以外の何物でもないですね。

ただ、これは世の常というやつでしょうか。

うまい話には必ずと言っていいほど落とし穴があります。
(母ちゃんに習ったはずなのにすっかり忘れている!)

そうです。
悲報はいつも知らいないうちにやってくるんです。

狂気乱舞して大豆と唐辛子を食べ続けていた僕が見舞われた悲報とは、
『薄毛の食卓』の著者である岡嶋研二さんが研究活動の不正を日本学術振興会から指摘され、処分されたというものです。

忘れもしない、木枯らしが吹いている冬の寒い時期でした。

僕はよく大葉、ネギを合わせて食べていました。

僕自身が6か月やった実験

怨み節をぐたぐた並びたてても仕方がないので、僕が約6カ月の間、この一味唐辛子にすると2g分、豆腐にするとたった半丁分(約200g)を食べ続けた結果どうなったか、一応お知らせしておきましょう。

ちなみに、豆腐は元々大好きなので、1日1丁必ず食べていました。

豆腐はこの6か月以前から継続して1日1丁は最低食べていたということですね。

それから納豆は1日2パック。

きなこも好きなので、おやつが欲しくなったときは、きなこがかかった餅なんかを取るようにしていました。

一味唐辛子は2gです。1週間でだいたい1瓶消費でやっていました。

これを6カ月やったらどうなったか?

結果は変化なし

です。

僕は洗髪時に抜け毛の本数を調べていますが、前年の同時期に比べて、極端に減った、増えたということはありませんでした。

その直近の6か月ではなく、前年の同時期と比べたのは、僕の場合は夏場に抜け毛のピークが来て、秋口から春先までに抜け毛の量が減るという傾向があるからです。
(一応20年近く自分の髪のデータを取ったうえでのことです)

若い時よりは1センチちょっと後退している生え際(ほくろの位置調べ)でもほとんど変化はみられませんでした。

まあ、こういうことはもっと早く気付くべきだったんですね。

何を気付くべきだったのかといえば、僕はもともと豆腐が好きで毎日一丁食べていたことと、母親がキムチにはまった時期が2年ほどあり、その期間は朝と晩に必ずキムチを食べていたということにです。

つまり、僕は、わざわざ一味2gなんてはかるまでもなく、この指定の容量を毎日とっていた時期が数年間あったということですね。

僕は30歳の手前まで両親と同居していました。

その同居していたときの数年間は確実に「薄毛の食卓」で言われた指定の容量を守って生活していたということです。

ようするに、それにも関わらず、洗髪だけで200本の抜け毛を8か月経験するという恐怖を味わったということなんです。

●8か月の苦しみから脱出した方法についてはこちらをどうぞ!
「なぜ僕はリーブ21を選んだのか? 薄毛対策は「薬」一択ではない?」

信じる信じないはあなた次第?

僕の場合は、唐辛子と豆腐だけで髪の環境に
劇的な変化があったということはなかったようです。

よく薬でも指定された用量を守りましょう! って書いてあります。

豆腐に関しては指定された用量を超えてしまったのでうまくいかなかったのでしょうか?

それとも、まだ幸いにもスケルトンになっていない僕のような人間には効き目がないということでしょうか?

大豆の質が関係したということもありえます。
(僕が食べたのはどのスーパーでも売られている100円前後の木綿豆腐でした)

唐辛子にも質が求められるのかもしません。

厳密にいうと僕のやり方にどこか不備があったのかもしれません。

あるいは僕が単に64.5%の中に入らなかっただけということで、
効く人にはちゃんと効くのかもしれません。

こればかりは確かめようがないというところでしょうか。

ちなみにですが、不正を指摘された論文はどうやらこの『薄毛の食卓』に書いてある実験が入った論文ではなく、別の論文のようです。

ただ、その不正の内容というのは、「画像の流用及び改ざん」というものです。
(日本学術振興会「科学研究費補助金に係る研究活動の不正について」より)

論文不正で大学を退いた、という意味が研究者にとってどれほどのことなのかは、研究の世界を知らない僕にはわかりようのないことですが、ただ、そうした事実を知った後で聞く主張の説得力のなさ、というのは半端ないものがあります。

例えば、目次を抜き出してみると、こんなハゲへの福音が並んでいます。

刺激的なハゲへの福音!
●「八丁味噌は天下人と毛を生み出す!?」
●「赤い鮭には育毛効果が」
●「根菜類の凄いデトックスパワー」
●「発酵食品は発毛食品だった」
●「わさびの辛味成分が毛根を刺激する」

特に刺激的なフレーズを抜き出したわけではなく、全編このトーンで「ハゲを励ます」調子が続いています。

もうここまでいくと、

「STAP細胞はあります!」

と言われているようにさえ聞こえてくるのは僕だけでしょうか?

ちなみに岡嶋氏は今、名古屋Kクリニックの院長になって(ご本人のクリニックだと思います)主に髪の治療に当たられています。

そこでは、以前にメディアで取り上げられたご自身の理論が堂々と未だに宣伝されています。

唐辛子と大豆は永遠!

なのかもしれません……。

結論-ローマは一日にしてならず!

僕は15年以上前にリーブ21の育毛6か月コースに通った経験を持っています。

親父もハゲ、親父の兄貴(伯父)もハゲ、親父の親父(=祖父)もハゲ、母方の祖父もハゲ、おまけにいとこにかつらがいる、という遺伝子は絶望的だとしか思えないなか、42歳になった今でもなんとかハゲではない、という状態でいられるのは、この時の経験のおかげだと思っています。

もちろん「施術」で使われているシャンプーやトニックが僕に合っていたということはあると思います。

ちなみに、そのシャンプーやトニックはいまだに使い続けています。
(もう15年以上使い続けています)

僕がおすすめするシャンプーはこちらをどうぞ!

ただ、僕がリーブ21に通って最もよかったと思えることは、実は相性のいいシャンプーやトニックに出会ったことではなく、食事も含めた生活習慣全般について「意識」がむくようになったことです。

大事な栄養はまず生きるために必要な内臓などに届き、髪や爪は後回しになるといわれています。

となれば、取った栄養に偏りがあったり、貧弱であれば、髪に届く栄養も推して図るべしということになります。

こんな当然といえば、当然のことに目が向くようになったことが、その後の育毛人生を大きく変えるきっかけになったことは確かです。

実は、この『薄毛の食卓』に載っている方法を食事に取り入れたのはリーブ21の発毛コースを受けたかなり後のことでした。

食事の仕方もガラっと変えて、髪にいい食生活をある程度実現できていたと思えた時期に唐辛子豆腐にはまってしまったわけです。

もしかしたら『薄毛の食卓』のあまりのインパクトに少し自分を見失ってしまったのかもしれません。

食費が高くついたということはもちろんありませんし、また、健康を害したということももちろんありません。
(なんと言っても豆腐と唐辛子ですから)

もちろん髪が減ったということでもありません。

このとき比較的安い授業料を払って「生活習慣の地道な改善が髪を健康にする」という視点を改めて取り戻すことに成功したんだ、と今は思うことにしています。

まあ、無駄ではなかったということですね。

画期的な新理論に惑わされることなく地道に歩を進めるしかないということです。

次の記事では、遺伝子は絶望的でも、まだ薄毛でない僕が実践している「僕の食事の取り方」について書いてみたいと思います。

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