
●洗髪での抜け毛がそれまでの半分以下になった。抜け毛が大幅に減った!
●整髪力がついた!
●金の節約になった!
●髪がベタつくようになった
●髪が脂で束になるため頭皮が透けることがある
●フケが出るようになった
目次
なぜシャンプーをやめたのか?
このブログではもう何十回と触れましたが、シャンプーには
毒性の強い界面活性剤
が入っています。
これをつけ続けている限り
頭皮や髪の調子が上向くことは絶対にありません。
また、よく美容師さんがおすすめしているようなシャンプーのなかには確かに毒性がそこまで強くないと言われる界面活性剤を使っているものもあります(だいたい3000~5000円くらいするものが多いようです)。
ただしこうしたものにも必ず
防腐剤
が入っています。
防腐剤は
頭皮の常在菌を殺してしまいます。
頭皮を弱酸性に保つなどというバカげたキャッチコピーをつけているシャンプーをよく見かけますが、頭皮というのは元々弱酸性に保たれています。
この役割を担っているのが常在菌です。
必要のないことに金を払っているというのがシャンプーの本当の意味です。

シャンプーをやめてまず気になったのはベタつき
では実際にやめてどうなったのか、という肝心のところですが、まず髪がベタつくようになりました。
これは、頭皮の脂が髪についたままになるので当然の話といえば当然の話ですね。
これを放っておくと毛が束になります。
皿についた油は界面活性剤が入った洗剤なり石けんなりを使わないとなかなか落ちませんね。
髪の毛もそれと同じことで、お湯や水だけで余分な皮脂を流そうしてもなかなか難しいです。
脂を落とさないとベトついて束になっていきます。
これが湯や水だけで洗うときの難点の1つです。
これでよいという人もなかにはいると思います。
実際僕もそのままにしているときがよくあります。
自然の整髪力がつくからです。
ジェルやワックスのかわりに自然の脂を付けていると思えばいいだけの話です。
しかも、ジェルやワックスと違って頭皮にヤバイ成分は入っていません。
汚いとかそんな話でもありません。
ただし、デメリットとしては、束がひどくなると頭皮が見えやすくなるということがあげられます。
ジェルやワックスで固めてもそうなりますね。
ジェルやワックスの場合はジェルやワックスをつけているから頭皮が見えている、とすぐにわかります。
これが頭皮の脂になるとジェルやワックスほどの整髪力はないので、単に頭皮が透けていると見えなくもありません。
これが気になるといえば気になるところです。
(もちろん対策はあるので、のちほど触れます。)
僕の場合はフケもでるようになりました
僕の場合はまたフケが出るようになりました。
フケが出たのは中学生以来くらいです。
僕は親父がハゲ、父方も母方も祖父がハゲというハゲ一族の出なので、高校生のときにはもう育毛剤をつけていました。
もちろん抜け毛の多さが気になっていたからです。
そういう頭皮ケアをするようになってからはフケがまったく出なくなりました。
フケが出るようになったという変化については、こういう僕の頭皮ケアの長さが影響していると思っています(今僕は44歳です)。
フケが出過ぎるというのはたぶんマイナスです。
でもフケがまったくでないというのも同じくらいマイナスです。
フケが出はじめたというこの「変化」をよい変化と考えているのは、こういう文章を知っているからです。
過度なシャンプーによって頭皮が極端に乾燥すると、皮膚の細胞分裂が著しく低下して、新しい細胞がほとんどつくられなくなります。そのため、フケの「材料」である角質細胞の数も減るので、フケがほとんど出なくなるのです。
また、表皮細胞が死んでできた角質細胞は正常なら、保湿効果の高い角質細胞へと成長します。ところが、過度なシャンプーによって頭皮が極端に乾燥すると、十分に角化していない細胞が未熟なまま頭皮の表面へ押しあげられてしまいます。未熟な細胞は命が尽きても、乾いたフケとして、順調にはがれおちることができません。この場合も、フケは出にくくなります。
ほとんどの方が、フケが多いと、病的だと考え、少ないと安心しています。しかし、フケは多すぎても、反対に、少なすぎても、健康な状態ではないのです。そして、脱・シャンプーをして水洗髪に変えると、頭皮が健康になっていき、それにつれて、大量にフケが出ていた人はその量が減るでしょうし、ほとんどフケが出ていなかった人は、逆に、フケが少し増えたように感じることでしょう。どちらのタイプの人でも、「適量」に近づいていくわけです。
『シャンプーをやめると、髪が増える』(宇津木龍一著)より
一応まとめておくと、僕がシャンプーをやめて感じたデメリットになるような3つの変化は、
●髪が束になって頭皮が見えるようになった
●フケが出るようになった
ということになります。

女性と男性とは違う?
これに対して、シャンプーをやめてからのメリットをあげてみると、だいたいこの3つです。
●整髪力がついた
●それまで5000円近くするシャンプーを買っていたので大幅な節約になった
まず、誰もが一番関心があるのは、具体的な髪の状態がどうなったかですね。
僕の場合は
抜け毛が大幅に減りました。
夏になると大抵100本以上洗髪だけで抜けていたのが、半分から3分の1くらいまで減りました。
髪の太さについてはほぼ変化なしですが、抜け毛の減り方というのはどんなシャンプーや育毛剤を試しても得られなかった効果です。
これだけでもベトつく云々は気にならないほどのメリットがあると思います。
さらに当然
それまで使っていたシャンプー代がそのまま浮きました。
もし抜け毛を防ぎたいという理由で育毛剤を使っていたとしたらこの分も浮くことになります。
僕はこの浮いた分のお金をとてもおいしい無農薬の野菜などに使っています。
こういうものを買っているのはそっちのほうがよっぽど頭皮ケアになると思っているからです。
それほど食事を含めた生活習慣を整えることは髪にとって大事なことです。
男性は誰でも年を取ると薄くなったり白くなったりします。
薄くもなく、白くもならないのであれば、それは
かぶっているか、植えているか
のどちらかです。
だから「加齢」による変化をより後ろに倒すように努力することが大事になります。
金が浮いて、別のところに使えるようになった、これが2つ目の変化です。
細かい変化もあげておくと旅行のときの荷物が減ったことです。
頭皮ケアの余念がない人はシャンプー、コンディショナー、育毛剤なんていう三種の神器をいつも持ち歩かないとなりませんね。
その荷物が全部いらなくなります。
コロナでなかなか遠出ができていない状況ですが、小旅行ではこの効果を本当に実感します。
泊りのときの荷物が減る、というのも僕が感じている利点です。
3つ目にあげた整髪力がつくというのは、ベタつきと表裏一体ということになりますね。
僕の場合はメリットですが、これはとりようによるという感じかもしれません。
臭いはどうなの?
臭いはどうなのか? というのも気になるところだとは思います。
僕の場合はデメリットと感じるような臭いを感じることはありませんし、家族に確認しても、同じでした。
臭いというのはそもそも食事を含めた生活習慣のほうが大きい
と思います。
ハゲ予備軍や薄毛を気にしている人というのは食事を含めた生活習慣にまったく目をむけていない人が本当に多い、というのが僕の印象です。
僕の友達でもこういう人が多いです。
薄毛が気になるといいながらこれっぽっちも運動しないし、タバコはやめないし、酒のあとにラーメンみたいな悪癖をやめないし、仕事の合間の甘いものを全然やめません。
丼ものの外食ばかりしていて、コンビニの弁当を常食しています。
体から臭くなって当たりまえだろ!
という話です。
『酸化ストレスから身体をまもる』(嵯峨井勝著)という本のなかでは臭いに触れている箇所があります。ちょっと引用しています。
料理の油が古くなると、いやな匂いがしますが、これは過酸化脂質の分解物で一種のアルデヒドです。オジさんがいやがられる原因の加齢臭も過酸化脂質の分解物です。
この過酸化脂質というのは、「活性酸素」が主に脂質によってできている細胞膜などを酸化させることによってできるものだそうです。
活性酸素が生成される原因の一つが喫煙です。
また排気ガスなどを吸い込むことによっても生成されるとわかっています。
まったく洗わなければ臭って当然だと思います。だだ、その日に出た脂が出た瞬間から臭うというのであれば、別の原因を考えた方がいいと思います。
臭いは頭を洗う云々よりも生活習慣に目を向けるほうが解決につながります。
とにかく僕の場合は、シャンプーをやめて臭うということはありません。

僕が石けんを併用しているわけ
僕もはじめはスパッとシャンプーをやめてお湯だけにしようと思いました。
ただ、さすがに未知の領域に踏み込んで頭皮の状態が悪化したらどうしよう、という不安があったので、石けんで毎日頭皮も髪も洗うようにしました。
これがシャンプーをやめてからの第1ステップということになります。
ここではフケが出るという変化がおきました。
それから、しばらくして石けんで洗うのを1日おきとしました。
これが第2ステップで、確か第1ステップが半年くらい、第2ステップには3か月くらいかけたと思います。
そして今度は1日おきを3~4日に1回に変えました。
これが第3ステップということになります。
今はこの3~4日に1回が5日に1回とかひどいときだと1週間に1回となることもあります。
1週間に1回となるとべたつきをより感じるようになります。
髪が束になるのもこのくらい期間を開けてしまうときですね。
だからあなたがもし髪が束になるのはさすがに勘弁と思っているのなら、最初のうちは石けんの頻度を上げればいいということになります。
これで、湯シャンのデメリットを解消できます。
僕は、頭皮をゴシゴシするのではなく髪によくなじませて髪だけを洗うようなイメージで石けんを使っています。
ちなみにこの石けんは防腐剤等を含め余計なものが入っていない昔ながらの石けんです。
僕が使っているのはズバリ
職人が試食しているシャンプー
(シャンプーという名前ですが、合成の界面活性剤、防腐剤が入っていない石けんのシャンプーです)
というキャッチフレーズが付いています。
僕のモットーは
食べられないものを頭につけない
余計なものは頭につけない
です。
食べられないのに、頭に付けても大丈夫というのはやっぱり理屈として少しおかしいとなるはずです。
僕が使っている(いままで使ってきたものも含む)をランキングにしたのでよかったのぞいてみてください。
女性と男性ではだいぶ違う?
女性でもよく湯シャンを公言している人がいますね。
女性の場合は男性ほど脂が出ないはずなので、僕が感じたデメリットはないと思います。
むしろ、シャンプーのあのいい匂いを感じなくなった、といった心の面のほうが変化として大きく感じられることなのではないかと思います。
なかには風呂に入って自分をきれいにしている感覚がなくなる、という人もいるようです。
ただこういう感覚はそもそも間違っているだけの話なので、これは慣れの問題ですね。
シャンプーをして頭皮がキレイになったという感覚になるのは、単にシャンプー会社のプロパガンダ(宣伝)が巧妙なだけです。
頭皮にダメージになるような界面活性剤を使って、しかも常在菌を殺していてキレイになったとは普通言いません。
シャンプーをやめるというのは実は一番簡単な頭皮ケアなのに、ほとんどの人は毛穴をきれいにしてから育毛剤! のようなプロパガンダ(宣伝)に洗脳されて意味もないところに金を払っています。
それまでの頭皮ケアがハードすぎてシャンプーをやめたときの変化があまりに大きい(フケが大量に出るとか)というのなら、僕のように石けんを使うのも手だと思います。
また、スーパーで売っているようなシャンプーを使っているのなら一度少し高いシャンプーに変える、というのもありだと思います。
(結果として僕はこういう順をたどりました)
やり方はいろいろあると思いますがどうでしょうか?
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